初の全日本戦の舞台となった「プラザ阪下」での第6戦。路面もフカフカの土と堅い岩盤、そして広場と林道がミックスされたコースと初めて走る選手には掴み所のないコースとなりました。今大会にはCMSC選手が14名参加。レディースクラスの設定は今回ありませんでした。
　前回2位とこのところ登り調子のCIIクラス、ディフェンディングチャンピオンのCMSC広島の岩根つもる選手は、1stトライでトップタイムを記録。路面が荒れた2ndトライでは、他車と同じくタイムアップすることはなりませんでした。しかし、1stトライのタイムは破られることなく、見事に今季初勝利を飾り、シリーズポイントも3位に浮上しました。同じくCIIクラスで現在シリーズポイント2位のCMSC岐阜の松原実選手は、1stトライで岩根選手に0.5秒差の2位。やはり2ndトライでは路面状況からタイムアップならずに2位となりました。これによりCMSC選手がCIIクラスで1-2フィニッシュを飾る結果となりました。AIVクラスでは第4戦で優勝したCMSC栃木の赤羽政幸選手が1stトライでトップから0.4秒差の3位。2ndトライに期待がかかりましたが、やはり路面状況が良くなく、タイムアップならずに3位。シリーズポイントでも3位に浮上しました。

　その他の入賞となったCMSC選手は、AIVクラスでCMSC大阪の吉村修選手(三菱ランサーエボリューションVII）が第5戦に続いて4位。CMSC札幌の宝田芳浩選手(三菱ランサーエボリューションVII)が5位、現在シリーズポイントリーダーのCMSC群馬の荒井信介選手が6位でシリーズ首位をキープ。Dクラスで現在シリーズポイント2位のCMSC広島の河内渉選手(三菱ミラージュ)も5位に入賞しシリーズ2位をキープしました。

　いよいよ残り2戦となった'02全日本ダートトライアル選手権シリーズ。下記のポイント表の通り、CMSC選手が各クラスに多数上位にランキングされています。シリーズ上位を目指すCMSC選手皆さんの熱い戦いに期待したいですね。