■雨で悪コンディションに
　生憎の雨となった第５戦。激戦区のＮ４クラスでは、復調を見せてきているCMSC群馬の荒井信介選手が悪コンディションの中、トラクションとライン取り重視の走行で、１ｓｔトライで見事にダントツのトップタイムを記録。２ｎｄトライでは、雨が一層強くなったこともあって、タイムを更新することはできませんでした。しかし、１ｓｔトライのタイムは破られることなく、今季待望の一勝目となる優勝を飾りました。ポイントリーダーのCMSC札幌の宝田芳浩選手は１ｓｔトライでは３位でしたが、２ｎｄトライでタイムアップし２位を獲得し、開幕以来、毎戦表彰台にあがる好調さでポイントリーダーをキープしました。また、CMSC大阪の吉村修選手は今回も入賞し４位を獲得しました。なお、前戦優勝のCMSC栃木の赤羽政幸選手は１ｓｔトライ２番手タイムを記録するもゴール前で僅かのパイロンタッチ。２ｎｄトライでタイム更新ならずに９位となりました。

　Ｎ２クラスでは、２連勝でポイントリーダーのCMSC浜松の太田延昭選手（三菱ミラージュ）に期待がかかりましたが、１ｓｔトライで４位。２ｎｄトライではやはり強くなった雨の影響でタイムアップならず、そのまま４位となりました。しかしながらシリーズポイントトップを堅持しました。

　Ｓ３クラスでは、大ベテランのCMSC岐阜の櫛田正文が１ｓｔトライで２番手タイムを記録。期待がかかった２ndトライでしたが悪コンディションのためタイムアップならずも、今季最高位となる２位を獲得しました。

　Ｄクラスでは、CMSC広島の河内渉選手が１ｓｔトライで２位を獲得。しかし、２ｎｄトライで惜しくも逆転され３位となりました。

　シリーズも後半戦に入り、CMSC選手同士でのポイント争いも白熱してきました。N4クラスはシリーズ１位〜４位までをCMSC選手で占めています。次戦第６戦８月３０日（日）プラザ阪下でのCMSC選手達の活躍に期待しましょう!!