最終戦に相応しい様々なドラマと逆転劇が繰り広げられた第８戦。コースは固い路面に砂利と埃がのった状態で、グリップが向上した２本目に勝負が決まるという最後まで目の離せない戦いとなりました。

■Ｎ４クラス、CMSC選手４名がシリーズポイント６位以内に
　激戦区のＮ４クラスでは、来年のためにも最終戦を良い結果で終えたいCMSC群馬の荒井信介選手（三菱ランサーエボリューションVIII）は、１ｓｔトライで意地のトップタイムを叩き出しました。期待がかかった２ｎｄトライ、果敢に攻めタイムアップするも惜しくも逆転を喫し２位。シリーズポイントでは５位となりました。CMSC栃木の赤羽政幸選手（三菱ランサーエボリューションVIII）は１stトライで３番手タイム。シリーズ２位をキープすべく臨んだ２ｎｄトライでは、大きくタイムを伸ばしたライバル勢に及ばず５位に。シリーズポイントでは３位となりました。前戦でシリーズチャンピオンを決めたCMSC札幌の宝田芳浩選手（三菱ランサーエボリューションVIII）は６位となる結果となりました。また、CMSC浜松の相原保雄選手が今季初参加で１２位となりました。

　Ｓ３クラスでは、CMSC岐阜の櫛田正文選手（三菱ランサーエボリューションVI）が１ｓｔトライで５番手タイム。２ｎｄトライでは大幅にタイムアップし３位を獲得し、シリーズポイントでは５位となりました。また、今季２戦目となるCMSC岐阜の三枝重光選手（三菱ランサーエボリューションVI）が７位となりシリーズポイント１２位となる健闘をみせました。

■Ｄクラスで山田ひとみ選手が大健闘
　ＤクラスではCMSC広島の河内渉選手（三菱ミラージュ）が２位を獲得、シリーズポイントでは昨年に引き続き２位となりました。CMSC岐阜の山田ひとみ選手（三菱ランサーエボリューションVI）が並み居る強豪の男性陣を後目に大健闘をみせ４位を獲得。シリーズポイントでは７位となりました。

　今季は、CMSC選手がＮ２部門でCMSC浜松の太田延昭選手とＮ４部門でCMSC札幌の宝田芳浩選手がチャンピオンを獲得する快挙となりました。来年もCMSC選手の活躍が期待されます。皆さん、来年も是非熱い声援をよろしくお願いします!!