CMSC ROGO

2003年10月30日


'03全日本ラリー選手権二輪駆動部門第8戦
「RTC Rally in SHINTOKU 2003」参戦レポート

16年ぶりの全日本戦出場で優勝しちゃいました!!

うれしい全日本戦優勝を飾ったCMSC帯広の青沼達也選手(左)と
ナビのCMSC帯広会長中村洋次選手(右)


■CMSC帯広会長、中村洋次選手の参戦レポート

 全日本ラリー選手権二輪駆動部門第8戦「RTC Rally in SHINTOKU2003」が、地元北海道帯広で開かれるということで、青沼/中村組で16年ぶりとなる全日本戦出場を今年の目標として計画を立ててました。ドライバーの青沼も久々のFF車ということで地区戦のダートラやラリーに出場しながらミラージュのセッティングやメンテナンスを繰り返しこのラリーに備えてきました。

青沼/中村組の三菱ミラージュ

 当日は車両パワーのハンデから高速コースでの勝負は厳しいと見て、比較的低速コースのSS1、2で勝負をかけようとスタートしたものの数百メートル先のコーナーでいきなりコースアウトしかけ、「早くもリタイアか」とあきらめかけました。運良くコースに戻ってきてくれた(車が勝手に?)為その後は堅さもとれ楽しく走行することが出来ました。SS2では優勝候補の田中シビックが車両トラブルでリタイアし、初日はなんと我々が総合トップで終えたのです。

 翌日からは高速SSが多いので「どのくらいまで持ちこたえられるかなぁ」などと考えながら走行していたのですが、超高速のSS3でもなぜか我々がベストタイムだったのです。このときはさすがに優勝できるかも!! などと考えてしまいました。

 しかしやはり全日本は甘くありません。同じコースを使うSS5、7ではキロ1秒もぶっちぎられ、車両の方もパワステが壊れてしまい「もはやこれまでか、短い夢だったなぁ」とサービスに戻ってきたのですが、我々のサービス隊が必死の作業で時間内にパワステを交換してくれました。その上、SS7は車両火災があったためキャンセルになったというじゃありませんか。まさに今回のラリーは他人の不幸は我らの幸運(ごめんなさい)の様だと考えながら最終のショートSSを無難に走り切り優勝することができました。応援に駆けつけてくれたチーム員や車両のメンテナンスからサービスまで全部やってくれた星空工場の芦中さんには感謝々々です。

(CMSC帯広 中村洋次)






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