'03全日本ラリー選手権四輪駆動部門第７戦｢加勢裕二杯クスコ　モントレー2003」が、９月２７日(土)〜２８日（日）群馬県利根郡を中心に開催され、CMSCから４台が参加。CMSC秋田の石川俊明選手（三菱ランサー）がＢクラスで２位を獲得し、シリーズポイントでも３位に浮上する結果となりました。

　今回１９回目の開催となり、全日本選手権定番イベントともいえる人気の大会とあって多くのギャラリーが詰めかけた第７戦。コースは、オールターマック路面でＳＳ合計１４本、ＳＳトータル距離６３．６３ｋｍという設定。当日は快晴ながら、場所によっては前日の雨でウェットであったり泥が出ていたりという難しい路面コンディションの中で開催されました。

■CMSC群馬　大井こずゑ選手がチャレンジクラスで２連勝
　Ｃクラスでは、前戦８位で今回はワンランク上位を獲得したいCMSC大阪の福永修選手／中川雅浩選手組（三菱ランサーエボリューションVIIＩ）がＳＳ１で５番手と好タイムを記録しましたが、ＳＳ２にて、まさかのスピン・コースオフ。コース復帰はならずにリタイアとなってしまいました。前戦悔しいリタイアを喫したCMSC埼玉の田口幸宏選手／田口雅生選手（本部）組（三菱ランサーエボリューションVIII）は、序盤ペースを掴めませんでしたが終盤ペースが安定し１１位となり、次戦に期待となりました。

　Ｂクラスでは、第５戦で嬉しい初優勝を飾ったCMSC秋田の石川俊明選手が序盤からトップをぴったりとマークするステディな走りで２位をキープ。終盤もトップに追いすがりましたが、逆転は叶わずに２位でフィニッシュ。シリーズポイントでは３位に浮上する結果となりました。

　選手権対象外ながら設定されたチャレンジクラスにCMSC群馬の大井こずゑ選手（三菱ランサーエボリューションVIIＩ）が出場し、途中からマッチレースの展開となったラリーを制し見事チャレンジクラスで第６戦に続く２連勝を飾りました。

　次戦最終戦の第８戦「第31回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ 2003」は、１０月２５日（土）〜２６日（日）に岐阜／長野県を舞台に開催されます。最終戦でもあり白熱した争いが予想される同大会でのCMSC選手の奮闘に期待したいですね!!