CMSC ROGO

2004年9月10日


'04FIA世界ラリー選手権第11戦
「ラリー・ジャパン2004」

CMSC選手が夢の国際舞台で大奮闘!
CMSC大阪 福永修選手/奥村久継選手組がN4クラスで8位に
 CMSC7台中4台が完走を果たす

福永修選手(大阪)/奥村久継選手(大阪)
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N4クラス 8位(総合17位)
左上:福永修選手、左下:奥村久継選手


 待ちに待った'04FIA世界ラリー選手権第11戦&アジア・パシフィックラリー選手権第4戦「ラリー・ジャパン2004」が、9月2日(木)セレモニアルスタート〜5日(日)北海道帯広市を中心に開催され、CMSCから7台(10名)が出場。夢の国際舞台でCMSC選手達が大奮闘をみせ、CMSC大阪の福永修選手/奥村久継選手(N4クラス:三菱ランサーエボリューションVIII)がN4クラスで8位、総合でも17位となりました。また、CMSC7台のうち4台が完走し、リタイアした3台のうち2台がスーパーラリーで復活を果たしました。

 盛大なセレモニアルスタートから開幕した本邦初のWRC「ラリー・ジャパン2004」。モータースポーツ、取り分けラリーする者にとっては夢の舞台となる世界ラリー選手権。その夢の国際舞台にCMSCから出場を果たした7台(10名)の選手達は、様々な苦難を乗り越えて熱い戦いをみせ、見ている者に感動を与えてくれました。「頑張って最後まで諦めないこと」、普段の生活や人生の上でも非常に大切なことを私たちに教えてくれました。

 また、この大イベントを温かい声援で応援してくれた観客達と間近でふれあった世界のトップドライバーをはじめとする選手達、そして、オフィシャル達は健闘を称えるとともに口々に言った言葉があります。それは「来年また会いましょう!See you next year !」。大成功に終わった第1回大会。継続して開催されることで、日本のモータースポーツの新しい未来が大きく開けてくるような気がしました。

 下記に出場したCMSC選手と会場でのスナップ写真をご紹介いたします。


■福永修選手(大阪)/奥村久継選手(大阪):三菱ランサーエボリューションVIII
成績:N4クラス8位−総合17位

「自分のラリ-人生の中で一番出場したかったイベントでもあり、今回のラリ-ジャパンへの思い入れも一際です。今年は不幸なこともありましたが、お世話になっているスポンサ-各社をはじめさまざまな方にも励まされ、一からやり直す気持ちで奮起しました。絶対、完走を目指してがんばります」と熱く語った福永選手。堅実な走りで公約通りに無事完走を果たしました。

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サービス中の福永車

豪快にステージを駆け抜ける福永選手

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やる気満々
抜群のコンビネーション

■荒井信介選手(群馬会長)/内田昭佳選手(群馬):三菱ランサーエボリューションVIII
成績:N4クラス14位−総合24位

'「群馬三菱チーム全員の力を合わせて、日本初開催のWRCを完走できるように頑張ります。群馬三菱の社員がたくさん応援に来てくれるそうなので、とても心強いです。みなさんの応援を宜しくお願いします。ガンバリマス!」と力強く語った荒井選手。はやる気持ちを抑えて、自分のペースを守り確実に安定した走りで完走を遂げました。

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ペースを最後まで守ってフィニッシュ

牧草地内のSSを疾走する荒井車

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完走メダルを胸にサムアップ


チームの総合力で完走を果たした。
CMSC群馬からはメカニックとして大谷昌弘さん、
細村謙一さん、小林正夫さんが参加

■丹羽浩道選手(千葉)/安江照明選手(千葉):三菱ランサーエボリューションVII
成績:N4クラス16位−総合26位

「目標はミスなく走って完走することです。昨年はリタイアだったので、そういった意味でも今年は是非完走したいです。以前NZのWRCに出たことがあるのですが、日本で自分がWRCに出られることは夢の様な話です。みなさんも是非WRCを楽しみましょう」と謙虚に語った丹羽選手。昨年の雪辱を果たしての完走となりました。

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昨年の雪辱を果たした丹羽選手の走り

日本でのWRCを満喫した丹羽選手

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丹羽選手(左)とコ・ドラの安江選手 緑の中を疾走する丹羽車

■山内伸弥選手(浜松会長):三菱ランサーエボリューションVI
成績:N4クラス17位−総合27位

「目標順位は15〜25位くらいです」と語った山内選手は、全日本ダートトライアルで活躍する竹平素信選手とコンビを組んでの出場。やはり昔の血が騒ぐのか、SS24サツナイのスーパーSSでN4クラスでステージベストタイムを叩き出す活躍をみせ、「十年ぶりのラリーとはいえ完走する自信はありました。今回はむしろクルマづくりをやることになったので、その方が大きなプレッシャーでした。スーパーSSのNクラス1位はそれまでずっと抑えていたので、そのぶん気持ちよく走りました」と感想を述べました。

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往年の走りを彷彿

北の大地を気持ちよく走る山内車

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合計109歳超コンビが大奮闘

山内車をサポートするCMSC浜松の
荒津啓司事務局長(左)と杉村哲郎さん(右)

■宝田芳浩選手(札幌会長):三菱ランサーエボリューションVIII
成績:SS8にて転倒よりリタイア。

「モータースポーツ歴は20年ですが、ラリーの経験は一度もなく、林道で走ったこともありませんでした。今年になり、国内で4回のラリーを経験しました。セッティング、コ inserted by FC2 system