■全国ダートトライアル選手の祭典
　'04JAF全日本選手権の各大会で１０位以上ならびに'04JAFダートトライアル地方選手権の各大会で３位以上の入賞者、またはJAFの審査認定者が出場資格となる選手が参加する８クラスが設定。全日本戦出場者と各地区の猛者たちが一堂に会してのダートトライアルの祭典ともいうべき選抜大会が、今年は７３台の参加のもと近畿地区で開催されました。

　７台の参加となったＳ３クラス、ＣＭＳＣから'04全日本ダートトライアル選手権シリーズ４位＆中部地区Ｓ３チャンピオンの櫛田正文選手が出場。１stトライではベテランらしい確実な走りでトップタイムをマーク。リラックスして走ったという２ｎｄトライではベストタイムを更新。見事に貫禄の優勝を飾りました。

　１３台が参加のＮ４クラスにはＣＭＳＣから５台が参加。'04近畿ダートトライアル選手権シリーズ２位で、ここがホームコースともいえるCMSC大阪の矢本浩之選手がまさにコースを知り尽くした走りで２番手タイムをマーク。期待がかかった２ndトライではタイム更新するも一歩及ばず、健闘の２位となりました。全日本ダートトライアル選手権常連で同シリーズ３位のCMSC大阪の吉村修選手は２ｎｄトライで何とインをパイロン土盛りに引っかけ転倒するアクシデント。１stトライのタイムで３位となりました。

　１１台が参加となったＳ１クラス、ＣＭＳＣから'04四国ダートトライアル選手権Ｎ２クラスチャンピオンとなったCMSC香川の松原宏選手（三菱ミラージュ）が唯一の四国地区からの出場。全国との強豪との対決に期待がかかりましたが、２ndトライのタイムで９位となりました。