CMSC ROGO

2004年12月3日


【CMSC茨城 総会レポート】

CMSC茨城が2004年度総会を開催!!
クラブ運営の真摯な姿勢に会員の信頼も厚く

■総会のメイン行事は「懇親会」
通称「北鹿嶋ガレージ」で総会&BBQ

CMSC茨城は11月28日に2004年度総会を開催いたしました。会場は額賀会長宅の、通称「北鹿嶋ガレージ」。

例年12月中旬の開催をしておりましたが(会則では「11月」と書いてあるぞ、コラ)、新規入会予定者のクローズド競技会出場での資格証明期限の関係で繰り上げての開催となりました。正会員(他のクラブに重複登録をしていないライセンス所持者)12名のうち11名が出席し、総会は有効に成立いたしました。

今回のレポートはCMSC本部より提示された、「クラブ員の増加を呼ぶ運営のヒントになるものを」というテーマを盛り込みながら書き綴ってみました。

CMSC茨城の伝統(!?)にのっとり、総会のメイン行事は『懇親会』。とは言うものの、翌年の会費徴収、ライセンス更新書類やJMRC共済の申込などの事務的手続も総会開催時に行います。

クラブ員たちも勝手がわかってきたのか例年になくスムーズにこれらを完了し、議事にとりかかりました。

多くのクラブ員に運営にかかわる機会をとのことで、副会長の田尾徳秀君より新たな副会長として最古参のひとりである軍司岳士君が推挙され、全会一致でこれを承認いたしました。クラブ役員ではない運営委員も全員が交代となります。

また、今総会で5名の新規入会が承認されました。モータースポーツにも厳しい環境の中で、新規ライセンス取得者や円満にクラブを移籍して来る方を迎えられるのも、各クラブ員ひとりひとりがライセンスを取得すること、クラブに所属することのメリットを理解して、常日頃から周囲への働きかけを積極的に行っているからこそと思います。

年齢構成も10代から50代までと幅広いのですが、まだまだ色々な意味で「若い」クラブです。

今年のイベントでの走りをVTRで鑑賞&批評

懇親会がスタートしても、当然モータースポーツ談義が止むことはありません。盛り上がってくると今年の出場イベントのビデオ鑑賞も開催。なぜか今年は転倒シーンが目立ちます。

CMSCチャレンジカップのポイント報告前の再確認(うわっ、だいぶ申告漏れがある!)、来年の出場車両の確認では三菱車の増加などCMSC支部としてうれしい傾向も顕著になってきています。

美味しいものを食べて飲んでの最中ですが、各種異動事項の有無や、届出・報告事項の確認にはまたとないチャンスです。

CMSCチャレンジカップは年を追うごとに出場イベント数と、それの上位入賞やJAF選手権イベント出場増で獲得ポイントも伸びています。やはりライセンス取得者の増加が大きなポイントになっているのでしょう。順位があまり変わらないのはCMSC各支部の活動も同様にレベルアップされているものと思います。

来年の活動に話題が移ると、CMSC福島が主催となるJAF CUPオールジャパンダートラに出場資格を獲得しよう、JAF CUP出場を視野に入れて福島遠征をしよう、隣接支部としてできるだけの協力をしようということにもなりました。福島の皆さん、宜しくお願いします。

懇親会の食材買出しから考えると12時間以上にもなった総会は夜10時すぎに無事終了。

■競技はシーズンオフ、事務局業務はこれからがシーズンイン?
もちろん事務局の仕事はこれからクラブ員のライセンス申請、クラブ更新、JMRC加入、来年3月までにはCMSC本部への活動報告提出などなど、書類仕事がたくさん残っていますが、そのあたりは事務局の「腕の見せどころ」でしょう。

CMSC各支部に限らず、各地のモータースポーツクラブの幹部諸兄はライセンス所持者の確保に腐心しているものと思います。ライセンス申請を個人単位で行うのと、クラブ単位で行うのでは、やはり後者が良いですよね。各種手続きにかかる時間も短縮できますから。

ライセンス申請書類の集まりが悪い、と言う悩みをお持ちの支部もあるかもしれません。JAF登録クラブとしての要件を満たす人員を常に十分確保していればクラブ更新を先に済ませておいても良いでしょうが、人数がギリギリというところであれば、11、12月のミーティング、総会や忘年会を「ライセンス申請書類提出の場所」と、習慣化してみてはいかがでしょうか。

CMSC各支部も総会・忘年会のスケジュールをこれからに組んでいるところも多いと思います。忘年会を兼ねた総会でも、事務局が「クラブのための仕事をしている」姿を見せることが当たり前になれば、クラブ員はそれにきちんと応えてくれるはずです。

若手の栗本岳明さんは、
ラリードライバーとして急成長中
CMSC茨城では新規入会やライセンス取得の奨励に優遇策を講じたこともありましたが、それほど特別変わったことをしているわけではありません。若年クラブ員の人員給源ともなる地元大学自動車部との友好関係も維持されています。在学中にCMSC茨城に入会し卒業後も在籍、彼らの後輩も先輩たちの応援や手伝いで参加しているうちにクラブの雰囲気になじみ、自分も入会するという好循環も続いています。前述の通りクラブ員全員の「一緒にモータースポーツを楽しむ仲間を増やそう」という日常的な心がけが良い結果を生んでいると思っています。そういったことも、幹部の熱意に負うところも少なからずあるとの自負もあります。

■充実感と誇り
「ライセンス申請やクラブ更新などの仕事の量が年々増えるということを通して、CMSC支部運営の中核にある者として私も大変な充実感を感じることができます。

私たちの仲間に加わることが単なるモータースポーツへの実戦参加にとどまらず、三菱自動車のモータースポーツ活動を底辺で支えることにもなると、「誇り」が感じられるクラブに成長をしているからであると確信しています。

(CMSC茨城 中田由彦事務局長)

●2005年新入会員のコメント
伊藤 靖紀(いとう やすのり)さん
CMSC茨城では最年少の19歳。
「大学の先輩の大石さんに誘われて入会しました。2005年は『修行』と考えていますが、大石さんもCMSC入会から3年で茨城ダートラのジュニアクラスチャンピオンを獲得していますから、遠くない将来、自分もチャンピオンを獲得できるようがんばります」
古市 茂(ふるいち しげる)さん
「会長の額賀さんと新しい副会長の軍司さんのお手伝いから始まって、正式に入会しました。30代なかばからのモータースポーツ取り組みと、スタートは遅いかもしれませんが、若い伊藤君に負けないようがんばりますよ!」


●会員のコメント
馬渕 和雄(まぶち かずお)さん

CMSCホームページ経由で2003年に入会。
現在52歳の最年長。
「CMSCは若い頃の憧れの存在でした。再び競技車両を手に入れ、ホームページでCMSCが茨城にもあると知り入会しました。クラブ員の特典も多く、また雰囲気のとてもいいクラブだと思います」





■参考資料1 CMSC茨城における会員数、車両傾向の推移
年度 会員数 ライセンス所持 ライセンス比率 三菱車 三菱車比率 三菱競技車 三菱競技車比率
2002 19 13 68.4% 12 63.2% 8 66.7%
2003 20 14 70.0% 14 70.0% 10 71.4%
2004 22 15 68.2% 15 68.2% 11 73.3%
2005 25 19 76.0% 17 68.0% 15 88.2%
注) CMSC本部提出のPC作成名簿に基づく。従って会員数は入退会を反映後の数値のため、純増とは異なる。
  2005年は今次総会での新規入会と競技車両の異動調査を反映


■参考資料2 CMSCチャレンジカップ獲得ポイントと順位の推移
年度 会員数 ライセンス所持 三菱競技車 参加会員 獲得ポイント 順位
2000 14 12 6 4 219 18
2001 15 12 7 5 231 18
2002 19 13 8 6 304.5 15
2003 20 14 10 8 410 15
2004 22 15 11 8 477
2005 25 19 15  
注) 2004年獲得ポイントは11月末現在。






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