小川日出生監督兼選手(山形)／福山英朗選手(山形) クラス2
第1戦 2位、第2戦 6位、第3戦 3位、第4戦 優勝、第5戦3位、第6戦 3位、第7戦 8位(写真）
写真右上：小川日出生選手、右下：福山英朗選手

　スーパー耐久シリーズ2004第7戦「ＳＵＧＯスーパー耐久レース」が、１０月２日（土）〜３日（日）宮城県柴田郡村田町の「スポーツランドＳＵＧＯ」(1周3.704km)で開催され、CMSCからは３台が参加。シリーズポイントランキング２位のCMSC山形の小川日出生監督兼選手／福山英朗選手組（三菱ランサーエボリューションＶＩＩＩ）が、雨中の波乱となったレースで健闘をみせましたがエンジントラブルで８位でフィニッシュ。残念ながらシリーズポイントランキングの３位に後退する結果となりました。

　クラス２に１１台参加のうちCMSCは３台。いよいよ残り２戦となったスーパー耐久シリーズ。第７戦決勝日は秋雨前戦の影響で肌寒い雨となったものの、まだチャンピオンが決定していないクラス２では白熱したシリーズポイント争いが展開されました。

■グリッド予選、コース上は大混雑
　予選は、好天に恵まれドライコンディション。しかし、午後に行われたクラス１のグリッド予選では途中コース上オイルが出てしまい、各車ともタイムアタックが路面コンディションが向上した混走セッションに集中し、思わぬ大混雑となりました。予選で速さを見せるCMSC栃木の朝倉貴志選手/細野智行選手/朝倉宏志選手組（三菱ランサーエボリューションVＩI）が、今回も速さをアピールするクラス２予選３位と健闘。CMSC山形の小川/福山選手組は、サスペンションセッティングが煮詰まらずクラス２の５位。予選上位常連のCMSC栃木の村田信博選手組（三菱ランサーエボリューションVＩI）も同様にサスペンションセッティングが煮詰まらずクラス２で予選７位となりました。

■健闘するもトラブルに泣いたCMSC勢
　決勝は秋雨前線の影響で生憎の冷たい雨。レース開始からセーフィティーカー先導によるフォーメーションが５周も続くなどのヘビーウェットとなった悪コンディション。予選５位からのスタートとなったCMSC山形の小川/福山選手組はコースアウト続出の波乱となったレースで一時クラス２位を走行するなど順位を挽回し健闘をみせましたが、エンジントラブルが発生。ペースダウンを余儀なくされ結局８位でフィニッシュ。シリーズポイントランキングで３位に後退する結果となりました。また、これによりトップでフィニッシュした中谷明彦組（三菱ランサーエボリューションVIII）がクラス２のシリーズチャンピオンを決定しました。
　予選３位のCMSC栃木の朝倉/細野/朝倉選手組はローリングスタート直後の６周目に追突されてコースオフ、そのまま無念のリタイア。予選７位のCMSC栃木の村田選手組も３０周目走行中にエンジントラブルにより残念ながらリタイアとなりました。

　スーパー耐久シリーズもいよいよ最終戦となる第８戦は１１月１３〜１４日に栃木県のツインリンクもてぎにて開催されます。シリーズポイント上位を狙うＣＭＳＣ勢に是非熱いエールをお願いいたします。