CMSC ROGO

2006年9月11日更新

'06FIA世界ラリー選手権第11戦「ラリージャパン」

CMSC選手が世界の舞台で大健闘!
CMSC大阪、福永修選手がグループN8位でフィニッシュ!
CMSC10台中9台が完走

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福永修選手(大阪)
グループN 8位(総合16位)

 '06FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦(FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)第5戦併催)「ラリージャパン」が、8月31日(木)セレモニアルスタート、9月1日(金)〜3日(日)3日間の競技を北海道・帯広市を拠点に開催され、CMSCからは10台が参加。今季はこのラリージャパンに集中して臨んだ全日本ラリードライバー、CMSC大阪・福永修選手(三菱ランサーエボリューションIX)が、数多くのエントラントにトラブルが襲いかかりサバイバル戦となった3日間を見事に走破。CMSC選手の最上位となるグループN-8位を獲得。総合では16位でPWRC勢を除いたグループN部門としては上位4番目となる健闘を見せました。

 3回目の開催となるWRC「ラリージャパン」は、SS合計27本でSSトータル距離345.72kmという設定。31日(木)夕刻に5万6000名もの大観衆を集めた帯広市中心部での華やかなセレモニアルスタートを切った参加者は、翌1日(金)から本格的な競技が始まりました。

■ラリージャパンにかけたCMSC大阪・福永修選手
 今季は全日本ラリー参加を減らし、この「ラリージャパン」に集中する覚悟で臨んだ全日本ラリードライバーのCMSC大阪・福永修選手。昨年はメカニカルトラブルで無念のリタイアを喫しているだけに今年にかける意気込みは並々ならぬものがありました。レグ1でグループN-13位、レグ2でグループN-12位と順位を上げていったCMSC大阪・福永修選手。ライバル勢がパンクやトラブルで遅れていく中で、大きなトラブルも無く、ひどいわだちでコースを外れないようにいつもの全日本とは違った抑えた走り。最終的に昨年の雪辱となる、グループN-8位(総合16位)で上位を占めたPWRC勢を除いたグループN部門としては上位4番目となる健闘を見せCMSC選手でトップフィニッシュとなりました。

■健闘光るCMSC勢
 '04年はグループN-16位、'05年はリタイアとなったCMSC千葉・丹羽浩道選手/安江照明選手組。ミス無くペースを守って走り、自己ベスト順位となるグループN-14位(総合22位)。

 今年「三菱ラリーチーム群馬」で出場したCMSC群馬の荒井信介選手(三菱ランサーエボリューションVIII)。CMSC群馬会員がメカニックを務めレグ2で起こったブレーキトラブルも克服、最終レグでも立木にヒットするなどヒヤリとしましたが無事に完走。グループN-15位(総合23位)となりました。

 全日本ラリー選手権で前人未踏の7回制覇の実績を持つ元ラリードライバーのCMSC浜松・山内伸弥選手。今年は、コ・ドラに当時コンビを組んでいた小田切順之と出場し往年のゴールデン(シルバー?)コンビ復活。ベテランの強みを生かし、グループN-16位(総合24位)フィニッシュを果たしました。

 今回初の「ラリージャパン」出場となった全日本選手権で活躍するCMSC埼玉・田口幸宏選手/CMSC福島・佐藤忠宜選手は一時上位につけていたもののレグ1のSS7でコースオフ。スーパーラリーによる復活でグループN-45位(総合56位)となりました。

 出場したすべてのCMSC選手は幾多のトラブルにぶつかりながらも最後まで夢の舞台「ラリージャパン」で健闘光る走りを披露。一年に一度のビックイベント「ラリージャパン」は、すべての選手、チームメンバーに世界の厳しさを知るとともにチャレンジする気運に満ちた第3回目の大会となりました。

■58名のCMSC会員が「ラリージャパン」に”参加”
 昨年を上回るCMSC25支部中16支部、10台、58名の会員が「ラリージャパン」の選手(ドライバー、コ・ドライ バー)、チーム(サービス)、オフィシャル、応援観戦に参加しました。「継続は力なり」という意気込みで集結。再び成功裏に終わった今年の「ラリージャパン」の盛り上げに大いに貢献となりました。詳しい参加者は、こちら>>

   丹羽浩道選手(千葉)/安江照明選手(千葉)
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             グループN 14位(総合22位)   写真左:丹羽浩道選手、右:安江照明選手

   荒井信介選手(群馬)
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             グループN 15位(総合23位)

   山内 伸弥選手(浜松)
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             グループN 16位(総合24位)

   鎌田 恭輔選手(道北)
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             グループN 28位(総合36位)

   馬場 宏治選手(札幌)/女屋 光弘選手(札幌)
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             グループN 31位(総合41位)   写真左:馬場宏治選手、右:女屋光弘選手

   田口 幸宏選手(埼玉)/佐藤 忠宜選手(福島)
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             グループN 45位(総合56位)   写真左:田口幸宏選手、右:佐藤忠宜選手

   渡辺孝次選手(道北) 、増村淳選手のコ・ドラで出場
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             グループN 13位(総合21位)

   赤羽隆子選手(栃木)、福沢曜子選手のコ・ドラで出場
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             グループN 60位(総合76位)

   坂上哲司選手(道北)
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SS8にてコースオフ、TC10Cにてリタイア



■大会での1コマ

8月30日(水)に三菱車参加チームの決起大会「三菱自動車/ラリーアート・エントラントミーティング」が開かれ、
「ラリージャパン」での健闘を誓いました。

販社メカニックが参加のディーラーチームを代表して「三菱ラリーチーム群馬」のCMSC群馬・荒井信介選手が挨拶。

CMSC香川の六車哲郎さん(中央)は今年もチーフスペクテイターマーシャルとして参加。初日、陸別サーキットにて。六車さんの右にCMSC香川・田中昭男さん、森田晋司さんは今年も応援観戦参加。陸別サーキットには5時30分に到着。第2SSスタートの3時間以上前。右端のCMSC岐阜・伊藤順子さんは初の参加。左3人はメディア参加の柴尾和広さん、札幌から応援観戦参加の黒河清人さんと埼玉から応援観戦参加の車田正博さん。

CMSC鹿児島・安波広通さん(左)と原久美子さん(右)は毎年サービス参加でしたが今年はCMSC鹿児島・山口修選手が不参加のため、今年は応援観戦参加となりました。初日、陸別サーキット・ラリーアート物販ブース前にて

このSUBARUファンも昔から全日本ラリー・山内伸弥選手(右)の大ファンだったそうです。

こんなカップルはこの後どうなることやら?

北愛国サービスパークの三菱自動車/ラリーアートPRブース。ラリーアートと帯広三菱自動車販売のスタッフが担当。

CMSC群馬・荒井信介車のリヤには「三菱ラリーチーム群馬」のメンバーの氏名が書かれてました。

コルトラリーアートヴァージョンRが00カーとして登場!
「無事完走!」
00カーのドライバー/コ・ドラは全日本ラリー常連の石田正史(左)/宮城孝仁さん(右)が務めました。

乗りやすくて面白いと石田正史ドライバー(左)

ギャラリーが多いと選手も張り切ります。第2レグ陸別サーキットにて。走りはCMSC大阪・福永修選手。

CMSC札幌・林宏明さん(左)は北愛国サービスパークで北村和浩選手(右:インプレッサ)を表敬訪問

今年からCMSC札幌に加入の馬場宏治ドライバー(中)と女屋光弘コ・ドライバー(右)。馬場選手は札幌の歯科医で岩手大学の学生時代はCMSC岩手に所属していました。左はご子息の陽久君(中1)、奥はCMSC札幌・林宏明さん。

CMSC長野・宮入友秀さん(左)も全日本ダートラの「友」北村選手(右)と何やら会話。

三菱唯一の女性クルーチーム。いつも夜遅くサービスパークに到着。でもサービスのお陰で完走しました。左からCMSC栃木・赤羽隆子コ・ドライバー、同・赤羽政幸さん、福沢曜子ドライバー、堀部英男さん、CMSC広島・夏明成己さん、赤木陽子さん。

グループN-8位でゴールし満足顔のCMSC大阪・福永修ドライバー(左)と奥村久継コ・ドライバー(右)。

毎回大庭誠介選手(左)のサービスで参加のCMSC長野会長・上野陽志夫さん(中)と今回サービス初参加のCMSC青森・館山昌靖さん(右)。グループN-6位のバックアップご苦労様でした。

CMSC会員にはお馴染みの懐かしいカラーリングは三好秀昌選手。30年以上前のサザンクロスラリー、サファリラリーの三菱ワークスオールドのカラーリングです。

CMSC群馬・小林正夫チーム監督(中)がCMSC群馬・荒井信介車をチェック中。

CMSC道北・鎌田恭輔選手のサービスに奔走するCMSC道北・秋葉貴之さん(左)、窓ふきをするのはCMSC道北・千葉陽子さん。

CMSC道北・坂上哲司選手のサービス。左端はカマやんこと鎌田豊さん。CMSC道北・五十嵐貴右さん(中白T)、磯弘美さん(右横)、原信美コ・ドライバー。坂上選手はリタイヤ後は原コ・ドライバーを残し旭川の仕事(病院内科医)に戻りました。

CMSC帯広・横山喜美恵さん(右)。今回は北愛国サービスパークのKYBブースで接客のお手伝い。手前はミナテイこと南出司さん。

「三菱ラリーチーム群馬」は今年も完走。やったね!

JAFスポーツの取材を受けるCMSC道北・鎌田恭輔選手。いつもアグレッシブな走りをみせる。今回はレグ2で転倒しスーパーラリーで復活。

CMSC福島は今年もドスコイ水野選手のサービスに。左から畠山幸記さん、加藤尚子さん、藤森英夫さん、加藤勝さん、渡辺久司さん、松本義郎さん、東海林哲郎さん。モウルエンジニアリング特製Tシャツ2800円です。

CMSC青森は今年はオフィシャルに3名、サービスに1名参加。左から大庭車サービス参加の館山昌靖さん、オフィシャル参加の福原英治さん、会長の鶴ケ谷慶市さん、椛澤裕之さん。その右はインフォメーションカー(000カーの前に走る)のドライバーをつとめる地元北海道の森清俊幸さんと山形から参加のオフィシャル仲野次郎さん。HQとかちプラザ前にて。

CMSC浜松からは応援観戦に3名参加。左から事務局長の荒津啓司さん、門井健吾さん、酒井久史さん。夕方からは気がつくとやはり会長の山内伸弥選手のパドックでサービスの手伝いをしていました。

CMSC札幌の事務局長山田善之さん(左)と小林成広さん(左から2人目)は岩下英一ドライバー(右)のサービスに参加。左から3人目は奥山正之さん、高橋昭彦コ・ドライバー、奥山正オクヤマ社長

CMSC埼玉会長・佐藤一彦さんは3年連続オフィシャル参加。3日間山にこもるのでエントラントミーティングに来てくれました。

昨年のラリージャパンで00カードライバーを務めたCMSC札幌・田中伸幸さん(左奥・白ツナギ)は今年は大嶋治夫選手(右端)のチーム監督としてサービスの指導をしていました。

グループN-13位フィニッシュに喜ぶ増村淳選手/CMSC道北・渡辺孝次選手(中央)とサービスの方々。両選手の間のグレーつなぎは昨年三菱ワークスチームのウェザークルーで参加した地元CMSC帯広・於本洋行さん。

テンダーカラー4台中2台が好成績でした。右2人はグループN-14位となったCMSC千葉・丹羽浩道ドライバー/安江照明コ・ドライバー、左2人はグループN-17位となった永由元人ドライバー/吉村達郎コ・ドライバー

グループN-28位完走のCMSC道北・鎌田恭輔ドライバー(手前中)/鎌田千詠子コ・ドライバー(手前右)。同じくCMSC道北の渡辺孝次選手(手前左)も祝福に。サービスのCMSC道北・秋葉貴之さん(後列右)とCMSC道北・千葉陽子さん(後列左手前)。

CMSC大阪・福永修ドライバー/奥村久継コ・ドライバー。「N-8位はサービスの金沢科学技術専門学校の佐々木孝先生(後列右から3人目つなぎ)と生徒4名の応援団のお陰です。NZからも2人応援に来てくれました」

グループN-7位大喜びの大庭誠介ドライバー(前列中)/高橋浩子コ・ドライバー(前列左)。CMSC長野会長・上野陽志夫さん(後列左2人目)とCMSC青森・館山昌靖さんは、「メカニックの甲斐がありました」

最近NHK”サラリーマンNEO”で紹介され更にファンが増えたCMSC埼玉・田口幸宏選手。

グループN-16位のCMSC浜松会長・山内伸弥選手。コ・ドラの小田切順之さんはドスコイ水野チームと祝杯の最中で不在でした。後列左からCMSC浜松・荒津啓司さん/門井健吾さん/酒井久史さん。山内伸弥選手の右横はベストカーマスコットガール

前列左からCMSC道北・鎌田豊さん、ドスコイ水野ドライバー、木原雅彦コ・ドライバー、小田切順之選手、後列中はCMSC福島・東海林哲郎さん。






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