CMSC ROGO

2006年3月23日


'05年CMSC活動実績と'06年CMSC活動計画について

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'05CMSC全国大会にて

 株式会社ラリーアート(田口雅生社長)とコルトモータースポーツクラブ(CMSC、木全巖会長)は、3月15日付で'05年CMSC活動実績および'06年CMSC活動計画をまとめ、各支部宛に通知いたしました。
 今年もCMSC会員の皆様が積極的にモータースポーツに参加し、またクラブ運営・競技会の主催をして頂き、充実したクラブ活動を営んでくださいますようお願いいたします。

2005年CMSC活動実績
05年は各クラブのご努力により多くの成果を残すことができました。

I ≪3大イベントへの参加≫

1.CMSC全国大会

・8月27日(土)福島県二本松市のエビスサーキットで開催。
・全国から21支部180名(03年156名)(本部および子供を除く)が参加。
・ジムカーナ競技には90名が参加。支部対抗は1位青森(3連覇)、2位福島、3位千葉、4位群馬、5位栃木、6位愛知の順となりました。
・この時の取材でJAFスポーツ12月号(P6,7)にCMSC全支部の紹介が掲載。
ジムカーナ競技、幹部会議、懇親会を通じ所期の目的である支部の交流と結束、連帯感の醸成、三菱自動車シンパクラブとしての意識付けに貢献することが出来ました。

2.WRC第13戦「ラリー・ジャパン」

9月29日(木)〜10月2日(日)北海道帯広地区で開催され、04年の12支部を上回る14支部(帯広・道北・札幌・青森・仙台・群馬・埼玉・千葉・浜松・岐阜・大阪・広島・香川・鹿児島)から、ドライバー9名(下記 04年は7名)、コ・ドライバー4名(下記)のほかにもチームスタッフ22名、オフィシャル8名が参加、さらには多くの会員が観戦・応援していただいたことにより、「ラリー・ジャパン」も大いに盛り上がり、CMSCの存在を広くPRすることが出来ました。
・浜松・山内伸弥/杉村哲郎選手:総合24位 N11位
・群馬・荒井信介/内田昭佳選手:総合34位 N20位
・鹿児島・山口修選手:総合35位 N21位
・大坂・山田政樹選手:総合38位 N24位
・栃木・マサアカバ/赤羽隆子:総合49位 N33位
・群馬・大井こずゑ選手:総合51位 N35位
・千葉・丹羽浩道/安江照明選手:リタイア
・道北・坂上哲司選手:リタイア
・大阪・福永修選手:リタイア

3.JAFカップダートトライアル(CMSC福島共催)
11月12日(土)13日(日)福島県二本松市のSSパークサーキットで、CMSC福島が会津スポーツカークラブとの共催でCMSC初のJAFカップをJMRC全国オールスターダートトライアルとの併催で開催しました。大会は179台の参加となり、CMSC青森が開催した2000年全日本ラリー四輪駆動部門第8戦以来のCMSCが主催する重量級イベントでしたが、ラリーアートからは田口社長が、本部からは木全会長も大会役員として出席協力致しました。おかげさまで多くのCMSC会員が地区代表としてエントリー(19名)しただけでなく、サービス、応援・観戦での参加をして頂き、イベントも無事成功致しました。主催の一翼を担いましたCMSC福島のご尽力に感謝申し上げます。

II ≪競技参加活動≫

1.チャレンジカップ

・合計241名(04年218名)の会員が参加しました。
・クラブ対抗
 1位・福島(04年岐阜)
 2位・座間(道北)
 3位・帯広(栃木)
 4位・岐阜(広島)
 5位・長野(座間)
 6位・栃木(福島)の順となりました。
 特に04年19位の長野の5位躍進が目を見張ります。
・個人対抗
 
・ラリードライバー部門:帯広・猿谷洋文選手(初)
 ・ナビゲーター部門:帯広・松本奈穂美選手(初)
 ・ダートトライアル部門:札幌・山田善之選手(初)
 ・ジムカーナ部門:愛知・吉野正則選手(2回目・愛知選手としては4年連続)
 ・レース部門:山形・小川日出生選手(1986年のチャレンジカップ制定以来14回目)
 ・レディース部門(今回から設定):座間・坪井柳子選手
が優勝の栄冠を勝ち取りました。

2.全日本選手権、スーパー耐久

全日本ダートトライアル選手権N3クラスで群馬の荒井信介選手が3回目のチャンピオンを獲得、またシリーズ2〜3位の選手は、
 ・全日本ラリー選手権四輪駆動部門Bクラス3位:札幌・田中伸幸選手
 ・全日本ダートトライアル選手権N3クラス2位:大阪・吉村修選手
 ・全日本ダートトライアル選手権SA2クラス2位:岐阜・櫛田正文選手
 ・全日本ダートトライアル選手権Dクラス2位:広島・河内渉選手
以上5名(04年7名(組))、さらにはシリーズ4〜10位の選手は20名(組)(04年11名(組))が活躍、CMSCの名声を大いに高めてくれました。
また個々の全日本選手権・S耐ではCMSC選手が14回クラス優勝し、特に全日本ダートトライアイル激戦区のN3クラスでは全8戦中にCMSC選手が7回(群馬・荒井信介選手5回と大阪・吉村修選手が2回)優勝を獲得致しました。

3.地方選手権

地方選手権では5名(04年6名)のチャンピオン(下記)が誕生、シリーズ6位までに31名(04年31名)の選手が入賞、活躍致しました。
 ・北海道ラリー選手権四輪駆動部門Bクラス・ナビゲーター:帯広・松本奈穂美選手
 ・北海道ダートトライアル選手権N3クラス:札幌・林宏明選手
 ・関東ダートトライアル選手権N2クラス:長野・平田朋也選手
 ・中部ダートトライアル選手権S3クラス:浜松・伊藤祥充選手
 ・中国ダートトライアル選手権Dクラス:広島・大谷竜三選手

III ≪クラブ運営・主催活動≫

1.競技主催

JAF加盟クラブ15支部中9支部がJAF公認競技を主催・共催、複数開催が4支部あり計16回(04年17回)開催となりました。うち4支部(香川3回、青森、岩手、島根)が地方選手権を開催しました。また福島では全日本選手権級のJAFカップダートトライアルを共催しました。
 ・ラリー:2回(大阪、青森)
 ・ダートトライアル:9回(福島3回、香川3回、岩手、仙台、広島)
 ・ジムカーナ:5回(青森3回、栃木、島根)

IV ≪広報・PR活動≫

1.CMSCホームページの充実
ラリーアートホームページ・トップページのCONTENTS・CMSCボタンからアクセス。毎週木曜日を目途に情報の更新、またトップページのEVENT&OTHERSからも「CMSC最新情報」として告知しています。
CMSCホームページのコンテンツとしては
 ・NEWS(含む全日本選手権S耐参加成績)
 ・SPECIAL REPORT
 ・WHAT’S CMSC
 ・CMSC各支部一覧
 ・チャレンジカップ
 ・イベントスケジュール一覧
 ・支部通信
を設け、さまざまなCMSC情報をCMSC会員のみならず、一般のモータースポーツファンにも広く公開し、
CMSC活動のPR・普及に努めました。特に全日本選手権とS耐はCMSC全参加選手の成績を写真つきで紹介致しました。

2.ラリーアートジャーナル
年4回発行(不定期6万部/回)のラリーアートジャーナルにも、CMSC専用ページを設け、CMSC情報、会員の活動成果を公開して、CMSCの活動のPR・普及に努めました。

V ≪その他活動≫

1.CMSCステッカー等
03年CMSC全国大会を機に会員のシンボルであるキャップのデザインを一新、その後、CMSCステッカー、ワッペン、横幕等についても視認性を重視した同一デザインにリファインし、05年3月(05年度支援の先行)に無償配布致しました。なお06年3月にも06年度支援の先行として無償配付致します。
配布品は
 ・CMSC:ステッカー(3種類)、ワッペン、横幕、フラッグ、キャップ
 ・ラリーアート:ステッカー(2種類)、ワッペン、横幕
 ・スリーダイヤ:ステッカー、ワッペン


2006年具体的活動計画
06年は、活動支援の基本方針に従い、現状の問題点を解決し積極的なCMSC活動を推進する為、下記の通り具体的な活動を展開していきます。会員にとってさらに魅力あるCMSCにしていく為に、支部幹部の皆様のご協力をお願い申し上げます。

I ≪競技参加活動≫

1.チャレンジカップ継続実施
チャレンジカップは毎年各支部会員の活動状況を把握する為の指標です。また賞典も会員の刺激となり、会員獲得を含めクラブの活性化には非常に有効と思われますので、引き続き継続実施致します。05年から個人対抗にレディース部門を追加し女性会員の一層の活性化が図ることができました。

2.全日本選手権・地方選手権(ラリー、ダートトライアル、ジムカーナ)等への
  積極的参加上位成績獲得

優勝・上位入賞によるCMSC知名度向上、会員のスキルアップを狙います。
05年からダートトライアル、ジムカーナでは従来の改造部門(S)がナンバー付き改造部門(SA)とナンバー無し改造部門(SC)に分かれました。06年からラリーでは四輪駆動部門と2輪駆動部門の区分けが無くなり、排気量別にJN1〜JN4クラスの4区分となります。車両規則に合ったクラスでの参加により、より良い成績を目指して下さい。

3.国際各式ラリーへの積極的参加

昨年WRC第13戦「ラリー・ジャパン」は日本で2回目の開催となり国内外のマスコミから更に注目が集まり、マスコミを通じ一般の人たちに広くモータースポーツおよびCMSCの存在をより深く認識してもらう絶好の機会となりました。本年は8月31日(木)〜9月3日(日)に第11戦として開催されます。ラリー・ジャパン成功に向けて、エントリー、サービス参加、オフィシャル参加、観戦(応援)参加を含め、CMSC会員の皆様のご協力をお願い致します。ラリー・ジャパンへの「参加」により、CMSCの知名度向上にも繋がります。

また、7月7日(金)〜9日(日)はAPRC第4戦「ラリー北海道」が全日本ラリー選手権第6戦と併催で開催されます。昨年の同大会はAPRCに4台、全日本ラリーには12台のCMSC選手が参加しました。今年も多くの会員がWRC、APRC両ラリー参加を通じ、国際格式ラリーの経験を重ねて下さいますようお願い致します。

II ≪クラブ運営・主催活動≫

1.JAF公認CMSC支部主催イベントの開催数増加
競技会の主催は事前準備、当日の競技運営など労苦は多いと思いますが、モータースポーツに関する幅広い知識の吸収、会員の結束、近隣クラブとの交流など、より強固なクラブ運営・活動には欠かせない要素です。加盟クラブ資格の支部で主催計画のない支部は共催を含め近い将来主催を目指して頂きますようお願い致します。また主催資格の無い準加盟クラブの支部もクローズド競技の開催するなど、経験を積んでくださいますようお願い致します。

2.準加盟クラブの加盟クラブ昇格推進
長野の加盟クラブ昇格によりライセンス保有者20名未満の準加盟クラブは1つ減って札幌、秋田、茨城、埼玉、千葉、座間、浜松、鹿児島の8支部になりました。より健全で強固なクラブ運営をするためには競技主催権が持てる20名以上の加盟クラブへの昇格が望ましいと考えます。茨城、座間をはじめとする現在準加盟クラブの支部は会員獲得、公認競技の協力・オフィシャル参加、クローズド競技、練習会の開催などを重ねて、近い将来競技主催のできる加盟クラブへ昇格を目指して頂きますようお願い致します。

3.販社行事と連携したCMSC活動の継続実施
モータースポーツ活動のノウハウを新車試乗会、スポーツ走行会などの販社行事に提供することにより、地元販社との友好関係の構築・継続をお願いします。

4.新支部の設立活動
ラリーアート、CMSC本部では現在大分に25番目の支部を設立準備中です。早ければ4月末、もしくは5月末にはJAF登録クラブとなる予定です。ご承知の通りCMSCは関西以西の西日本には支部が少ないので、今後西日本地区のCMSC支部を立ち上げるべく準備努力致しますのでご高承・ご協力下さい。

III ≪広報・PR活動≫

1.インターネット、ホームページ活用によるCMSC活動の積極的広報活動の継続実施
01年7月より立ち上げましたCMSCホームページも回を重ねるに連れて充実した内容になってきました。インターネットによるタイムリーな情報提供、CMSC会員の情報の共有化、コミュニケーション作りだけではなく、新規CMSC会員の発掘にも有効と思われます。CMSCホームページは(株)ラリーアートからの一方的な情報提供のみならず、CMSC支部からも積極的に情報提供、活動報告をしてCMSCホームページの有効活用をお願いします。

2.ラリーアートジャーナルの活用
01年7月CMSCホームページ立ち上げを機に、年4回発行していた「CMSCジャーナル」を発展的解消し廃止致しました。しかしながら、より広くCMSCを知ってもらうため、紙でのPR展開として以後はラリーアートジャーナルに毎号専用ページを設けてきました。今後もラリーアートジャーナルも活用しながらCMSCの活動のPR・普及に努めます。


以上





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