'06全日本ラリー選手権第１戦「ツール・ド・九州2006 in 唐津」が、４月７日(金)〜９日（日）佐賀県唐津市｢からつ競艇場｣を拠点に開催され、CMSCから５台が参加。国際格式ラリーと同様の新クラス区分となった'06年開幕戦、堅実な走りを見せた田口幸宏選手(CMSC埼玉)/佐藤忠宜選手(CMSC福島)組（三菱ランサーエボリューションIX）がＪＮ４クラス５位を獲得しました。

　今季から２輪駆動部門と４輪駆動部門が統合され駆動方式を問わない排気量別のＪＮ１（〜1400cc）、ＪＮ２（1401cc〜1600cc）、ＪＮ３（1601cc〜2000cc）、ＪＮ４（2001cc〜）と４つクラスが設定され、同時に各クラス順位とは別に総合順位の選手権が導入されました。コースは、オールターマックで唐津競艇場駐車場の特設コースのほか林道３箇所を使い、再走を含め合計１２本/５６.９４kmのスペシャルステージで構成されました。

■CMSC埼玉・田口幸宏選手が堅実にポイント獲得
　ＪＮ４クラスに１５台参加のうち、ＣＭＳＣから４台が参加。’０５シリーズランキング４位のCMSC埼玉の田口幸宏選手は、堅実な走りでステージをこなし、レグ１最終となる競艇場の駐車場を利用したＳＳ８ではトップタイムをマークする走りを披露しました。結果、５位入賞（総合９位）でフィニッシュ。まずまずのシーズン出だしとなりました。

　ＪＮ２クラスに１１台の参加のうち、CMSC鹿児島の永山聡一郎選手（三苫和義選手コ・ドラ：三菱ミラージュ）が参加。同クラスの２リッター強豪マシンを相手に奮闘を見せ６位入賞（総合２７位）となりました。

　ＪＮ３クラスの２駆車両が総合成績で上位に入るなど健闘を見せ、バラエティ豊富な参加車両で、国際格式と同様の形態で開催された全日本ラリー選手権第１戦は、成功裏に開催されました。次戦第２戦は４月２８〜３０日に愛媛県を舞台に第１戦と同じくターマックで開催されます。全日本ラリー選手権は、世界に通じる門戸が更に広がった感があり、これからもCMSC選手の活躍に期待したいですね。