CMSC ROGO

2006年10月26日

'06全日本ラリー選手権第9戦(最終戦)

CMSC埼玉・田口幸宏選手/CMSC福島・佐藤忠宜選手組が
最終戦で有終の美となる総合優勝を獲得!
CMSC札幌・田中伸幸選手はJN2クラス3位を獲得

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田口幸宏選手(埼玉)/佐藤忠宜選手(福島) JN4クラス
第1戦 5位<9位>、第4戦 4位<4位>、第6戦 4位<4位>、第7戦 R
第9戦 優勝<優勝>(写真)
右上:田口幸宏選手、右下:佐藤忠宜選手
シリーズランキング6位<7位>

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田中伸幸選手(札幌) JN2クラス
第4戦 2位<16位>、第6戦 優勝<9位>、第7戦 優勝<13位>、第8戦 R
第9戦 3位<15位>(写真)
シリーズランキング3位<22位>


 最終戦となる'06全日本ラリー選手権第9戦「第34回M.C.S.Cラリーハイランドマスターズ2006」が、10月20日(金)〜22日(日)岐阜県高山市丹生川町「ほおのき平スキー場」を中心に開催され、CMSCから8台が参加。CMSC埼玉・田口幸宏選手/CMSC福島・佐藤忠宜選手組(三菱ランサーエボリューションIX)が有終の美を飾る総合優勝/JN4クラス優勝を見事に獲得しました。また、今季第6戦と第7戦でクラス2連勝したCMSC札幌・田中伸幸選手(三菱ミラージュ)がJN2クラス3位(総合14位)を獲得しました。

 コースは合計SS10箇所70.228kmという設定。オールグラベルのコースは岩盤や尖った石があり、車両破損やバーストに気をつけなければならないコンディションでの戦いとなりました 。

■SS10本中5本でトップタイムのCMSC埼玉・田口幸宏選手
 JN4クラスに21台参加のうち、CMSCから5台が参加。今季第4戦と第6戦で総合/JN4-4位を獲得しているCMSC埼玉・田口幸宏選手/CMSC福島・佐藤忠宜選手組はSS1でトップタイムをマーク。'04年優勝、'05年2位と同大会を得意とする実力を出だしから見せつけました。その後SS5でトップタイムを出し首位を奪うと、SS6、7と3連続SSトップでリードを広げ、首位の座を不動のものとしました。終盤もSS9でトップタイムをマークするなど快調に走り、SS10本中5本でトップタイムを出し見事に最終戦で有終の美となる総合優勝/JN4クラス優勝を獲得。シリーズランキングJN4-6位(総合7位)となりました。

 JN2クラスに10台の参加のうち、CMSCから2台が参加。今季2連勝しシリーズランキング2位を争うCMSC札幌・田中伸幸選手は、出だし好タイムで僅差の戦いでしたがSS3で大きくタイムロス。その後挽回を見せましたが追いつくことは叶わず3位でフィニッシュ。惜しくもシリーズランキングは2点差で3位となりました。また、三苫和義選手のコ・ドライバーで出場のCMSC鹿児島・永山聡一郎選手(三菱ミラージュ)は4位でフィニッシュ。シリーズランキング4位となりました。

 また、選手権対象外のオープンクラスに7台参加のうち、CMSC道北・鎌田伸江選手が参加。オープンクラス3連勝がかかってましたがクラス2位となりました。

 CMSC選手が有終の美を飾った最終戦。来年'07年全日本ラリー選手権は全10戦が予定され、開幕戦は4月13日(金)〜15日(日)九州は佐賀県を舞台に開催されます。来年もシリーズ上位を狙い活躍するCMSC選手に熱い声援を送りましょう!!

■ 有終の美を飾った田口幸宏選手(CMSC埼玉)の優勝コメント

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最終戦で見事な勝利を飾った
田口幸宏選手(CMSC埼玉)/佐藤忠宜選手(CMSC福島)組



「とにかく優勝うれしいです。今季参加は5戦でしたが1勝できて、ほっとしています。今年は全日本の十勝で横転、WRCラリージャパンでも横転と散々なシリーズを送っていましたが、最終戦で勝つことができて本当にうれしいです。大好きなハイランドマスターズなので、気合を入れて望みましたが、それが空回りすることなく、最後まで走りきれたのが勝因です。今年一年で、KYBと足をかなり煮詰めてきました。今回はその最終スペックを作って頂き、そのできが非常に良く、悪路のラリーでの走破性には目を見張るものがありました。優勝できたのも関係各位のお陰と感謝しています。来年のことはまだ白紙ですが、上位陣の中でシリーズを通して いつも切磋琢磨できるようなポジションにいたいと思います。これからもサラリーマンで全日本チャンピオン目指します(笑)」

秋葉貴之選手(道北)/伊勢谷巧選手(道北) JN4クラス
坂上哲司選手(道北) JN4クラス
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第4戦 15位<17位>、第6戦 R、第7戦 R、第8戦 R
第9戦 11位<20位>(写真)
左上:秋葉貴之選手、左下:伊勢谷巧選手

第4戦 R、第8戦 R、
第9戦 12位<22位>(写真)

杉村哲郎選手(浜松) JN4クラス
川上弘三選手(浜松)/稲原直樹選手(浜松) JN4クラス
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第1戦 10位<21位>、第2戦 10位<12位>、第4戦 14位<14位>、
第5戦 7位<8位>、第7戦 12位<12位>、第8戦 8位<9位>
第9戦 R(写真)
シリーズランキング13位<19位>

第9戦 R(写真)
右上:川上弘三選手、右下:稲原直樹選手

永山聡一郎選手(鹿児島:三苫和義選手のコ・ドライバー) JN2クラス
鎌田伸江選手(道北) オープンクラス
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第1戦 6位<27位>、第2戦 5位<21位>、第4戦 4位<22位>、
第5戦 R、第6戦 3位<14位>、第7戦 5位<22位>、第8戦 R、
第9戦 4位<16位>(写真)
シリーズランキング4位

第4戦 INV-2位、第7戦 OP-1位、第8戦 OP-1位
第9戦 OP-2位(写真)

※各戦順位< >内は総合順位

■大会での1コマ

スタート&ゴール、サービス会場は「ほおのき平スキー場」。飛騨高山の紅葉も山の上から次第に深まってきています。

乗鞍スカイラインは平成15年よりマイカー乗り入れが禁止になりバスで行きます。ほおのき平から45分。大人片道1,050円、往復1,800円。運行期間は5月15日〜10月31日。

CMSC鹿児島・永山聡一郎選手(左:JN2三苫和義選手コ・ドラ)とCMSC道北・椛村友紀さん(右:道北チームサービス)は日本のちょうど真ん中でのご対面でした。スタート・ゴールの「ほおのき平スキー場」は標高1,230m秋真っただ中ですが、北海道の人にはまだ半袖で充分な気候のようです。2人の後ろにCMSC浜松・川上弘三選手と川上選手サービスのCMSC大阪・福永修さん。

CMSC浜松・杉村哲郎選手(左)といつもはエントラントですが今回は資金が尽きて某選手のサービスにやってきた福岡県の徳尾慶太郎さん(右)。

どこにでも出没する東京在住のCMSC福島の「ミスターPD」(いつもPD片手にあちこちのモータースポーツ会場に来ているので)こと折野武臣さん。金曜の夜東京を出発、土曜朝に会場に到着。夜中のゴールを見届けてから帰ったそうです。0泊3日!

スタート前、5年連続のチャンピオンをかけて気合いの入る奴田原文雄選手にファンのカメラの放列。

コルトRALLIART Version-Rが今回「0」カーとして参加。ドライバーは往年の全日本ラリー選手の神岡政夫さんでした。

あれ!右はいつものコドラのCMSC浜松・藤岡哲也さん。今回は仕事の都合で不参加。CMSC浜松・川上弘三選手(左)を激励に土曜夕刻に会場入りしました。川上選手は今年はAPRC北海道と今回と2戦ともリタイアに終わってしまいました。来年、捲土重来!

CMSC道北・坂上哲司選手(左)は今季全日本ラリー2戦、APRC北海道、WRCラリージャパンに参加するもことごとくリタイア。全日本最終戦は何が何でも完走!と気を引き締めて夜のステージへ。結果はクラス12位完走!。右はコ・ドラの原信義選手。

今季全日本ラリー3回リタイア、1回完走のCMSC道北・秋葉貴之選手(左)/伊勢谷巧選手(右)組も完走に向かって最後のサービスで調整中。結果、クラス11位でめでたし。

CMSC道北・鎌田豊さん(後ろ中)はCMSC道北3台(秋葉貴之、坂上哲司、鎌田伸江(後ろ左))各選手のサポート。お陰様で今回は3台とも無事完走できました。

CMSC札幌・田中伸幸選手(左)をインタビューするPDカメラマン、北海道在住の小坂和生さん(右)。北海道の選手を重点的に取材していました。

いよいよ真夜中の最終SSに向け出発するCMSC埼玉・田口幸宏車。リヤの凹みが激走を物語っています。

CMSC埼玉・田口幸宏選手(左)は、「総合優勝」にフィニッシュのパルクフェルメ前でラリーアート田口雅生社長と固い握手。真夜中の12時半でした。



●'06全日本ラリー選手権
 
最終戦(実質第8戦)までのシリーズポイント(第3戦中止により全8戦中7戦有効)
 
*正式な選手権の順位認定は12月1日(金)のJAFモータースポーツ表彰式によって行われます。
<総合:ドライバー>
順位  NAME Point
1  奴田原 文雄 107
2  勝田 範彦 97
3  石田 雅之 67
4  炭山 裕矢 58
5  北村 和浩 51
6  石田 正史 48
7  田口 幸宏(CMSC埼玉) 42
9  星野 博(CMSC群馬) 26
10  松井 孝夫(CMSC浜松) 22
12  飯泉 忠男(CMSC群馬) 11
19  杉村 哲郎(CMSC浜松) 5
22  田中 伸幸(CMSC札幌) 2

<総合:コ・ドライバー>
順位  NAME Point
1  北田 稔 97
2  小田切 順之 87
3  佐藤 忠宜(CMSC福島) 64
4  沼尾 敬廉 58
5  清田 恵次 52
6  晝田 満彦 51
17  渡辺 孝次(CMSC道北) 6

<JN4クラス:ドライバー>
順位  NAME Point
1  奴田原 文雄 110
2  勝田 範彦 97
3  石田 雅之 67
4  炭山 裕矢 58
5  北村 和浩 51
6  田口 幸宏(CMSC埼玉) 48
9  星野 博(CMSC群馬) 30
10  松井 孝夫(CMSC浜松) 22
11  飯泉 忠男(CMSC群馬) 13
13  杉村 哲郎(CMSC浜松) 9

<JN4クラス:コ・ドライバー>
順位  NAME Point
1  北田 稔 97
2  小田切 順之 90
3  佐藤 忠宜(CMSC福島) 70
4  沼尾 敬廉 58
5  清田 恵次 52
6  晝田 満彦 51
16  渡辺 孝次(CMSC道北) 6

<JN2クラス:ドライバー>
順位  NAME Point
1  平塚 忠博 100
2  小野寺 清之 69
3  田中 伸幸(CMSC札幌) 67
4  三苫 和義 54
5  村瀬 太 41
6  高橋 悟志 39
<JN2クラス:コ・ドライバー>
順位  NAME Point
1  鈴木 裕 85
2  及川 陽也 57
3  地神 潤 54
4  永山 聡一郎(CMSC鹿児島) 54
5  船木 一祥 40
6  山本 信二 33
*ポイント基準は以下の通りです。(出走台数5台以上で成立)
■得点基準(クラス毎)
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
20
15
12
10
8
6
4
3
2
1





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