CMSC ROGO

2007年5月24日

'07全日本ラリー選手権第3戦

CMSC大阪・福永修選手が久々の全日本戦で
総合4位(JN4クラス4位)でフィニッシュ

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福永修選手(大阪) JN4クラス
第3戦 4位<4位>(写真)


 '07全日本ラリー選手権第3戦「KYOTO南丹ラリー2007inひよし」が、5月18日(金)〜20日(日)京都府南丹市の「府民の森ひよし」を基点に開催され、CMSCから5台が参加。今季全日本戦初参加となるCMSC大阪・福永修選手(三菱ランサーエボリューションIX)が、各SSトップタイムに迫る好タイムを連発。昨年の同大会参加以来、約1年振りとなる全日本戦で総合4位(JN4クラス4位)と健闘しました。

 天候は曇り時々雨。路面は、場所や時間によってウェットとなる難しいコンディション。コースは、第1戦、第2戦同様にオールターマックとなり、「府民の森ひよし」でのギャラリーステージを含め合計17本/70.19kmのスペシャルステージで争われました。

■CMSC大阪・福永修選手がSS5で2番手タイムと速さを披露
 JN4クラスに15台参加のうち、CMSCから3台が参加。今季全日本戦初参加のCMSC大阪・福永修選手は、久し振りの全日本戦にもかかわらず序盤からペースを掴んだ走りで、トップに肉薄する好タイムをマーク。SS5のロングステージでは2番手タイムをマークする速さを見せました。後半に入ってややペースダウンするも最終的にJN4クラス4位(総合4位)でフィニッシュと健闘を見せました。第1戦、第2戦とまさかの連続リタイアとなったCMSC浜松・松井孝夫選手/CMSC福島・佐藤忠宜選手組は、堅実に各SS上位トップ6以内のペースで走行。JN4クラス6位(総合6位)となりました。第3戦で総合5位でフィニッシュするもペナルティで総合7位となったCMSC浜松・杉村哲郎選手は、SS1でガードレールに右フロントをヒット。最終的にJN4クラス13位(総合24位)でフィニッシュとなりました。

 JN2クラスに12台の参加のうち、CMSCから2台が参加。開幕戦でJN2クラス3位となったCMSC札幌・田中伸幸選手はハイスピードターマックに苦戦しJN2クラス7位(総合26位)に、第2戦JN2クラス7位のCMSC鹿児島の永山聡一郎選手(三苫和義選手コ・ドラ)はSS13でマシントラブルによりリタイアとなりました。

 次戦第4戦「MSCC東京ラリー2007」は、今季初のグラベルラリーとして6月1〜3日に福島県東白川郡棚倉町を基点ににて開催されます。次回もCMSC選手の活躍に期待しましょう!


松井孝夫選手(浜松)/佐藤忠宜選手(福島) JN4クラス
杉村哲郎選手(浜松) JN4クラス
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第1戦 R、第2戦 R、第3戦 6位<6位>(写真)

第1戦 7位<7位>、第2戦 7位<26位>、
第3戦 13位<24位>(写真)

田中伸幸選手(札幌) JN2クラス
永山聡一郎選手(鹿児島:三苫和義選手コ・ドライバー) JN2クラス
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第1戦 3位<20位>、第3戦 7位<26位>(写真)

第1戦 R、第2戦 7位<20位>、第3戦 R(写真)

※順位< >内は総合順位


■大会での1コマ

全日本ラリー第3戦は昨年同様南丹市の全面後援により開催されました。開会式で歓迎の挨拶をするのは南丹市の中村脩・副市長。南丹市は京都市の北西部に隣接し、平成18年1月に4つの町の合併により誕生した人口36000人余りの自然が豊かな所です。

南丹市の美山には北山型入田屋造りの昔ながらの茅葺き民家が今でも数多く残っています。

スタート・ゴールおよびギャラリーステージとなった「府民の森ひよし」。山に囲まれた広い草原の中の第3SSをスタートする松井孝夫選手のランサー。

総合4位で1日目を終了したCMSC大阪・福永修選手(右)を
激励するJRCA(Japanese Rally Championship Association)会長の小西重幸さん。


CMSC浜松・杉村哲郎選手は第1SSでガードレールにヒット。ロアアーム(指の先)を大きく曲げてしまい、第3SS後のサービスで交換に手間取りTC3に15分遅着。またもペナルティをくらってしまいました。インタビュー(左)はヒットする前のブラックマークを発見したPD編集特派員の田草川弘之さん。
【杉村選手コメント】
中々神様が入賞させてくれないようです。SS1でギャップではね修正操舵でテールが出てガードレールにヒット。スピンしフロント右を当ててロアアームまげてちゃいました。サービスでてこずりペナルティ。それでも5番手のタイムだったので、がんばりすぎたのかもしれません。ドライ用のセットだったこともあり、サス、ブレーキがあのような路面にマッチしていなかったのかも?次戦MSCCラリーはパスして,宮崎で上位を狙います。
CMSC浜松・松井孝夫選手(右)を激励する同じくCMSC浜松・川上弘三さん(左)。川上さんは転勤族で長く浜松を離れ、昨年は福岡、今年は大阪に勤務。全日本ラリーは次の第4戦に出場予定です。

総合4位JN4クラス4位のCMSC大阪・福永修選手(左)は昨年同ラリーで総合5位に入りながら再車検で最低地上高(9cm)違反で失格となっただけに、今年は1つ順位を上げて雪辱を果たしました。






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