'07全日本ラリー選手権第6戦「ラリー北海道」が、FIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)第4戦併催で７月６日（金）〜８日（日）北海道河東郡音更町の「希望が丘ラリーパーク」を起点に開催され、CMSCから５台が参加。第４戦以来今季２度目の登場となる地元北海道のCMSC道北・鎌田恭輔選手（三菱ランサーエボリューション）が、リタイア続出のサバイバル戦となったラリーで生き残り全日本ラリー総合８位（ＪＮ４クラス８位）を飾りました。

　６日（金）夕刻、「ばんえい競馬」で有名な帯広競馬場でのセレモニアルスタートを皮切りに、７日（土）、８日（日）にＳＳ合計１６本/２３２.４２kmで争われ、天候は土日の２日間とも快晴となりました。

■参加28台中13台がリタイアのサバイバルに
　ＪＮ４クラスに２１台参加のうち、ＣＭＳＣから４台が参加。第４戦以来今季２度目の登場となるCMSC道北・鎌田恭輔選手は中学校の教師という肩書きを持つ異色のドライバー。普段の全日本戦に比べ倍以上もの長距離であることから絶対完走の目標を掲げて臨んだラリーで、序盤からマイナーなトラブルに見舞われながらもチームワークで克服。半数近くがリタイアするサバイバル戦で見事に全日本ラリー総合８位（ＪＮ４クラス８位）となりました。またCMSC埼玉・田口幸宏選手／CMSC福島・佐藤忠宜選手組、CMSC群馬・星野博選手、CMSC道北・秋葉貴之選手／CMSC道北・伊勢谷巧選手組はいづれもマシントラブルで無念のリタイアとなりました。

　ＪＮ２クラスに６台参加のうち、ＣＭＳＣから前回第５戦で今季１勝目を飾り、昨年同大会同クラスウイナーのCMSC札幌・田中伸幸選手が参加。得意の地元北海道の高速グラベルラリーでしたが、ＳＳ２でクラッチトラブルとタイヤバーストで遅れレグ１で５位。レグ２のＳＳ１０ではトップタイムをマークするなど追い上げ態勢でしたが、次のＳＳ１１でデフトラブルから惜しくもリタイアとなりました。

　次戦第７戦「第19回FMSCマウンテンラリー'07」は、九州は佐賀県に舞台を移し８月２４日（金）〜２６日（日）に開催されます。次回、CMSC選手の活躍に期待しましょう！