CMSC ROGO

2007年10月18日

'07全日本ラリー選手権第9戦

CMSC札幌・田中伸幸選手がJN2クラス2位を獲得!
シリーズ2位に浮上し最終戦にチャンピオンを賭ける!

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田中伸幸選手(札幌) JN2クラス
第1戦 3位<20位>、第3戦 7位<26位>、第4戦 R、第5戦 優勝<12位>、
第6戦 R、第7戦 優勝<13位>、
第9戦 2位<8位>(写真)


 '07全日本ラリー選手権第9戦「第35回M.C.S.Cラリーハイランドマスターズ2007」が、10月12日(金)〜14日(日)に岐阜県高山市丹生川町「ほおのき平スキー場」を中心に開催され、CMSCから4台が参加。JN2クラスで今季2勝を挙げているCMSC札幌・田中伸幸選手(三菱ミラージュ)が2位(総合8位)を獲得。シリーズランキングで2位に浮上し最終戦でのシリーズチャンピオン争いに期待がかかる結果となりました。

 第8戦が中止となっており実質は今季8戦目。コースは3本の林道を使用し、再走や逆走を交えて合計SS10箇所80.83kmという設定。カーブレイクラリーとして有名なオールグラベルのコースには岩盤や尖った石があり、車両破損やバーストに注意しながらのハードな戦いが展開されました 。

■CMSC札幌・田中伸幸選手がチャンピオン争いに加わる走り!
 JN4クラスに10台参加のうち、CMSCからは3台がエントリー。昨年この大会で総合優勝を飾ったCMSC埼玉・田口幸宏選手はSS1でトップグループから遅れてしまうも、続くSS2、SS3、SS4と挽回を見せる好タイム。しかし、SS6で痛恨のバースト、タイヤ交換でタイムロス。貯金を使い果たしてしまい、その後も追い上げを見せましたが最終的にJN4クラス6位(総合7位)でのフィニッシュとなりました。またCMSC浜松・杉村哲郎選手はあと2つのSSとなったSS9でリタイア、CMSC浜松・川上弘三選手/藤岡哲也選手組はSS4でマシントラブルでリタイアとなりました。

 JN2クラスに12台の参加のうち、今季2勝を挙げているCMSC札幌・田中伸幸選手が唯一1台三菱ミラージュで参加。SS1でクラストップタイムをマークするなど気を吐き、その後も上位をキープ。ペナルティ1分のオマケもありましたがJN2クラス2位(総合8位)でフィニッシュ。シリーズランキングでトップから10点差の2位に浮上し、最終戦でのシリーズチャンピオン争いに期待がかかる結果となりました。

 次戦最終戦となる第10戦「新城ラリー2007」は、11月9日(金)〜11日(日)に愛知県新城市を基点にターマックラリーとして開催されます。最終戦でシリーズ上位を狙うCMSC選手に熱い声援を送りましょう!


田口幸宏選手(埼玉)/佐藤忠宜選手(福島) JN4クラス
杉村哲郎選手(浜松) JN4クラス
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第4戦 R、第5戦 6位<6位>、第6戦 R、
第9戦 6位<7位>(写真)
右上:田口幸宏選手、右下:佐藤忠宜選手

第1戦 7位<7位>、第2戦 7位<26位>、第3戦 13位<24位>、
第5戦 10位<10位>、第7戦 8位<9位>、
第9戦 R(写真)

川上弘三選手(浜松)/藤岡哲也選手(浜松) JN4クラス
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第4戦 10位<12位>、第5戦 9位<9位>、第9戦 R(写真)
右上:川上弘三選手、右下:藤岡哲也選手

※順位< >内は総合順位


■大会での1コマ

いよいよこれからラリーが始まります。10月13日(土)朝、ほおのき平スキー場のサービスパーク。車は左がCMSC埼玉・田口幸宏車、右が奴田原文雄車

そのドライバーのツーショット! 2人とも今年は今イチ成績がともなわないだけにこのラリー参加に「執念」が感じられました。

CMSC愛知・高柳満さんは金沢在住で、ひと山越えてスタート/ゴール・サービスパークの高山・ほうのき平スキー場まで観戦に来ました。手に持っているのはラリーのプログラムです。今年は9月まで暑かったせいか紅葉はまだでした。

ミスターPDことCMSC福島・折野武臣さん。なつかしい雑誌を持ちサービスパーク各チームの古株にご挨拶。上野陽志夫CMSC長野会長(右)は大庭誠介選手のサービス。

今年のCMSC埼玉・田口幸宏車は鈑金が多く、今回も現場でステッカーが新しく貼られてました。右はステッカーを貼り終えたコ・ドラのCMSC福島・佐藤忠宜選手。

CMSC浜松・川上弘三選手(右)/藤岡哲也選手(左)組は、CMSC大阪・福永修さん(中)のガレージでメンテナンス。今回から黄緑を多用した新カラーリング。福永さんによるデザインです。

今回コルトが「0カー」として走りました。

新チャンピオン勝田範彦選手は三菱車のファンも多い好青年です。

深谷のギャラリーステージに設けられたウォータースプラッシュ。CMSC浜松・川上弘三選手はSS4で勢い良く飛び込み、水を吸い込んでエンジンが止まってしまい、あえなくリタイアとなりました。

大会技術委員長の宮入忠さんは、今年の全日本ダートトライアルDクラスチャンピオンとなったCMSC長野・宮入友秀選手のお父上です。

JN2クラスのCMSC札幌・田中伸幸選手(右)のサービスの手伝いに来た大嶋治夫さん(左)。2週間後のWRCラリージャパンに向け車を温存のため自身の出場はパス。

CMSC浜松・杉村哲郎選手(右)とコ・ドラの松井和子選手(左)。杉村選手はこのラリー後に転職するそうです。でもラリーは続けていくと約束してくれました。今回はリタイアで残念!

ナイトステージでの逆転優勝に向け、4.6秒差でトップを追う2位奴田原文雄選手(右)には余裕が伺えます。インタビューアーはメディアフリーランスの山中知之さん(左)。

セクション2が終わりタスカチーム(奴田原文雄選手、CMSC埼玉・田口幸宏選手)のサービステントに女性ファンが大挙押しかけてきました。全員いい笑顔です。後ろ左2人目にちゃっかりCMSC浜松・川上弘三選手もいます!



●'07全日本ラリー選手権
 
第9戦までのシリーズポイント(第8戦中止により全9戦中7戦有効)
 
*正式な選手権の順位認定は11月30日(金)のJAFモータースポーツ表彰式によって行われます。
<総合:ドライバー>
順位  NAME Point
1  勝田 範彦 123
2  石田 正史 78
3  北村 和浩 72
4  奴田原 文雄 50.6
5  大庭 誠介 49.4
6  炭山 裕矢 45.4
14  福永 修(CMSC大阪) 10
15  田口 幸宏(CMSC埼玉) 10
18  杉村 哲郎(CMSC浜松) 6.6
20  松井 孝夫(CMSC浜松) 6
25  鎌田 恭輔(CMSC道北) 3.6
27  星野 博(CMSC群馬) 3
27  田中 伸幸(CMSC札幌) 3
31  川上 弘三(CMSC浜松) 2

<総合:コ・ドライバー>
順位  NAME Point
1  北田 稔 120.6
2  宮城 孝仁 78
3  小田切 順之 50.6
4  高橋 巧 47.4
5  松井 博和 45.4
6  山口 顕子 42
11  佐藤 忠宜(CMSC福島) 16
33  藤岡 哲也(CMSC浜松) 2

<JN4クラス:ドライバー>
順位  NAME Point
1  勝田 範彦 123
2  石田 正史 78
3  北村 和浩 72
4  奴田原 文雄 50.6
5  大庭 誠介 50.4
6  炭山 裕矢 45.4
12  田口 幸宏(CMSC埼玉) 12
14  杉村 哲郎(CMSC浜松) 11.4
15  福永 修(CMSC大阪) 10
19  松井 孝夫(CMSC浜松) 6
23  鎌田 恭輔(CMSC道北) 3.6
25  星野 博(CMSC群馬) 3
25  川上 弘三(CMSC浜松) 3

<JN4クラス:コ・ドライバー>
順位  NAME Point
1  北田 稔 120.6
2  宮城 孝仁 78
3  小田切 順之 50.6
4  高橋 巧 48.4
5  松井 博和 45.4
6  山口 顕子 42
10  佐藤 忠宜(CMSC福島) 18
29  藤岡 哲也(CMSC浜松) 3

<JN2クラス:ドライバー>
順位  NAME Point
1  高橋 悟志 76
2  田中 伸幸(CMSC札幌) 67
3  村瀬 太 60.6
4  平塚 忠博 58
5  山口 清司 53.2
6  小野寺 清之 52.4
<JN2クラス:コ・ドライバー>
順位  NAME Point
1  船木 一祥 68.2
2  宮部 弘陽 60.6
3  遠山 裕美子 51
4  鈴木 裕 36
5  嶋田 創 35
6  及川 陽也 28.4
16  永山 聡一郎(CMSC鹿児島) 14
*ポイント基準は以下の表の通り。(出走台数5台以上で成立)
*SS合計距離50km未満は0.8、50km以上150km未満は1.0、150km以上は1.2の係数を上記ポイントに乗じる。
*第7戦はSS4で中断、成立により規定ポイントに0.8を乗じたポイントに。

■得点基準(クラス毎)
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
20
15
12
10
8
6
4
3
2
1





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