■CMSC岩手・山形勢がJMRC対抗戦でJMRC東北優勝に貢献
　出場資格となる条件※をクリアした全国のダートトライアル選手が一堂に会しての一年に一度のダートトライアルの祭典が、今年は１３１台の参加のもと合計９クラスが設定され、今年は関東地区での開催となりました。

　Ｎ３クラス２２台エントリーのうち、ＣＭＳＣから１３台がエントリー（１台欠場含）。'08全日本ダートトライアル選手権シリーズ４位で選抜のCMSC栃木・赤羽政幸選手が１本目で３番手。通常とは違ったレイアウトの使い方でテクニカルセクションの攻略に注力したという２本目で見事に逆転トップ。全日本クラスの大会では５年振りとなるＪＡＦカップ初優勝を飾りました。２位には、エボＸを持ち込んだ２年連続全日本ダートトライアル選手権Ｎ３チャンピオンのCMSC大阪・吉村修選手、５位に１本目でトップタイムをマークしたCMSC千葉・山野光司選手となりました。

　ＳＡ２クラス２７台エントリーのうち、ＣＭＳＣから１３台がエントリー（１台欠場）。今季、２年連続ＳＡ２シリーズチャンピオンおよび全日本タイトル４年連続獲得の偉業を達成したCMSC群馬・荒井信介選手は、１本目２位以下を２秒近く引き離すダントツトップ。２本目も難なくトップタイムで堂々の優勝。４度目のＪＡＦカップ達成となりました。'08全日本ダートトライアル選手権シリーズ２位で選抜、今回はCMSC岐阜で参加の北村和浩選手が、同・櫛田正文選手とダブルエントリー。１本目櫛田選手走行時のトラブルで未出走も、２本目の走行だけで見事３位を獲得しました。また１本目２番手タイムと気を吐いたCMSC札幌・山田善之選手が５位となりました。

　ＳＣ３クラス１１台エントリーのうち、'08JAF中部ダートトライアル選手権シリーズ９位で選抜のCMSC岐阜・三枝重光選手が参加。２本目２秒以上タイムアップを果たすも５位となりました。

　Ｄクラス９台エントリーのうち、ＣＭＳＣから３台がエントリー。今季惜しくも全日本タイトルを逃したCMSC長野・宮入友秀選手が狙っていたオーバーオールの公約通り１本目で見事トップタイム。２本目気合いが入り過ぎタイムダウンとなるも、オーバーオールウィンとなる嬉しいＪＡＦカップ初優勝を飾りました。'08JAF中部ダートトライアル選手権シリーズチャンピオンを獲得したCMSC岐阜・西尾実選手は、全日本戦での好調な走りそのままで、４位獲得となりました。

　また、個人のＪＡＦタイトルの他にＪＭＲＣの７地区(北海道/東北/関東/中部/近畿/中国・四国/九州)による地区対抗戦では、JMRC東北が優勝。CMSC岩手・浅沼賢志選手、CMSC山形・伊藤久選手が健闘の走りで優勝に貢献となりました。