CMSC ROGO

2008年6月5日

'08全日本ラリー選手権第4戦

CMSC埼玉・田口幸宏/CMSC福島・佐藤忠宜選手組が、
今季最上位となる総合/JN4クラス2位を獲得!
CMSC札幌・田中伸幸選手は総合7位/JN2クラス2位と健闘!

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田口幸宏(埼玉)/佐藤忠宜(福島)選手組 JN4クラス
第1戦 8位<8位>、第2戦 3位<3位>、第3戦 6位<6位>、第4戦 2位<2位>(写真)
写真左:田口幸宏選手、右:佐藤忠宜選手

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田中伸幸選手(札幌) JN2クラス
第1戦 4位<15位>、第4戦 2位<7位>(写真)

■4位〜6位入賞のCMSC選手
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  永山聡一郎選手(鹿児島:三苫和義選手コ・ドライバー) JN2クラス
           第4戦 5位<14位>(写真)


 '08全日本ラリー選手権第4戦「ひむかラリー’08 IN 美郷」が、5月31日(土)〜6月1日(日)に宮崎県東臼杵郡美郷町「南郷区運動公園」を基点に今季最初のグラベルラリーとして開催され、CMSCから6台が参加。JN4クラスで今季速さを見せるCMSC埼玉・田口幸宏/佐藤忠宜選手組(三菱ランサーエボリューション)が波乱のラリーで奮闘を見せ、総合/JN4クラス2位を獲得。また、JN2クラス開幕戦4位で今季2回目の出場となるCMSC札幌・田中伸幸選手(三菱ミラージュ)が総合でも7位となるJN2クラス2位を獲得する健闘を見せました。

■CMSC札幌・田中伸幸選手が総合7位/JN2クラス2位獲得の大健闘
 コースは今季最初の未舗装となる3本の林道を使用し、SS10本合計88.96kmという設定。九州地方は梅雨入り宣言がされ、前日レッキでは雨となりましたが、当日は2日間とも爽やかに晴れ渡り快晴。1日目は路面が乾き切らずセミウェット、2日目はほぼドライコンディションの中で今季最初のグラベルでの戦いが繰り広げられました。

 JN4クラスに10台参加のうち、CMSCから2台が参加。前戦で総合/クラス3位走行も惜しくも6位となったCMSC埼玉・田口幸宏/CMSC福島・佐藤忠宜選手組は、途中SS2でパンクを喫するもその後は上位タイムを連発。SS5とSS6では連続トップタイムをマークし、リタイアが続出する波乱のラリーで見事な追い上げで1日目総合/クラス3位につけました。2日目も速さを維持しSS8で総合/クラス2位に浮上。その順位を最後まで守り切り、見事に今季最上位となる総合/JN4クラス2位を獲得しました。また、昨年第9戦以来の全日本戦出場となったCMSC浜松・川上弘三/藤岡哲也選手組は、健闘のJN4クラス7位となりました。

 JN2クラスに8台参加のうち、CMSCから2台が参加。CMSC札幌・田中伸幸選手は、1日目思うようにペースが上がらずにクラス5位。セッティング変更が功を奏したか2日目は好タイムをマークし順位を挽回。結果総合でも7位となるJN2クラス2位を獲得する健闘を見せました。また、地元九州はCMSC鹿児島・永山聡一郎選手(三苫和義選手コ・ドラ)は、序盤に大きくタイムロスし出遅れましたが徐々にペースを上げ、JN2クラス5位でフィニッシュとなりました。

 話題のJN1.5クラスに5台参加のうち、CMSCからコルト2台が参加。開幕3連勝を果たしたCMSC鹿児島・榊雅広選手はSS3フィニッシュ後にマシントラブル、2戦連続5位のCMSC群馬・大井こずゑ/原田未樹選手組はSS1でコースアウトにより、残念ながらリタイアとなりました。

 今回も各クラス上位フィニッシュを果たしたCMSC選手。次戦第5戦「MSCC東京ラリー2008」は、6月14日(土)〜15日(日)に福島県東白川郡棚倉町の「ルネサンス棚倉」を基点に開催されます。シリーズ上位を狙うCMSC選手の熱い走りに声援を送りましょう!


■7位以下のCMSC選手
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川上弘三(浜松)/藤岡哲也(浜松)選手組 JN4クラス
榊雅広選手(鹿児島) JN1.5クラス
第4戦 7位<12位>(写真)
右上:川上弘三選手、右下:藤岡哲也選手

第1戦 優勝<29位>、第2戦 優勝<18位>、
第3戦 優勝<25位>、
第4戦 R(写真)
*第3戦からCMSC鹿児島所属

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大井こずゑ(群馬)/原田未樹(群馬)選手組 JN1.5クラス
第2戦 5位<24位>、第3戦 5位<32位>
第4戦 R(写真)
右上:大井こずゑ選手、右下:原田未樹選手

※順位< >内は総合順位


■大会での1コマ

宮崎県美郷町は2006年1月1日「旧西郷村、旧南郷村、旧北郷村が合併して誕生。2005年までの開催地、椎葉村の東隣に位置します。ひむかラリーとして今年で2回目の全日本ラリー開催となりました。写真は多くのギャラリーに見送られスタートするゼッケン3番CMSC埼玉・田口幸宏/CMSC福島・佐藤忠宜選手組のランサーです。

主催者「ルート・10・延岡」の土田孝男会長が大会組織委員長として開会式で挨拶。1986年以来1997年非開催と2006年中止を除き、今回で21回目の全日本ラリー主催となりました。

今年も朝4時に大分を出発し観戦にやってきました。左から小池慎一さん、CMSC大分・藤崎勝則さん、脇田大輔さん、CMSC大分・姫野一彦事務局長。

CMSC札幌・田中伸幸選手は1年振りでようやく「福岡」ナンバーを「室蘭」ナンバーに変更しました。ハチマキで気合いを入れています。

レグ1のSS5、7のギャラリーステージです。左はギャラリー駐車場。昨年より多くの観客が集まったそうです。右がSSのコースです。

SS4でリタイアのCMSC鹿児島・榊雅広選手(左)は「早々にリタイア申し訳ございません」。 この後一緒に頭を下げる車両製作担当の星野元さん(中)とコドラの井手上達也選手(右)。

CMSC埼玉・田口幸宏選手は、2位争いをしている北村和浩選手のSS7での土手にヒットであわや転倒シーンを運良く撮ったWEBマガジン・AJスポーツの今村友美さんの写真を見せてもらいました。北村選手は足回りも壊しており相当なタイムロスしていただけに田口選手はこのSS7キャンセルを残念がっていました。でも翌日の1本目SS8であっさり逆転、今季最高位の2位を獲得。

JN2クラス三苫和義選手(左)のサービスとして参加したCMSC鹿児島・安波広通さん(中)。右は三苫選手のコドラのCMSC鹿児島・永山聡一郎選手。三苫選手は今年はこの1戦のみ全日本ラリー出場。このあとの予定はないとの事。「車も人もくたびれました!」

CMSC浜松・川上弘三(手前)/同・藤岡哲也(奥)選手組は、昨年第9戦ハイランドマスターズ以来の全日本ラリー出場。このあとの予定はこのラリーの結果と車の状況次第です。1日目最後のサービスにて。

1日目リタイアしたCMSC鹿児島・榊雅広選手(左)とCMSC群馬・大井こずゑ選手(右)は、せっかくなので2日目は主催者にお願いして大井選手のコルトで、0号車を務めました。

表彰式で挨拶する大会名誉会長の林田敦・美郷町長。11期町長を務め、最多回数当選、現役最年長の町長。大正15年生まれの81才には見えない若々しい元気あるご挨拶を頂きました。







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