CMSC ROGO

2008年7月17日

'08全日本ラリー選手権第6戦

ラリー北海道でCMSC群馬・大井こずゑ/原田未樹選手組が
JN1.5クラスで全日本戦初優勝を飾る!

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大井こずゑ(群馬)/原田未樹(群馬)選手組 JN1.5クラス
第2戦 5位<24位>、第3戦 5位<32位>、第4戦 R、第5戦 2位<22位>
第6戦 優勝<17位>(写真)
写真左:大井こずゑ選手、右:原田未樹選手


■4位〜6位入賞のCMSC選手
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星野博選手(群馬) JN4クラス
第5戦 5位<5位>、
第6戦 6位<6位>(写真)


 '08全日本ラリー選手権第6戦「ラリー北海道」が、FIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)第4戦併催で7月12日(土)〜13日(日)北海道帯広市の「北愛国交流広場(サービスパーク)」を拠点に開催され、CMSCから6台が参加。注目のJN1.5クラスで、第5戦2位となったCMSC群馬・大井こずゑ/原田未樹選手組(三菱コルト)がサバイバル戦となった厳しいラリーで見事に全日本ラリー選手権初優勝を飾りました。

■CMSC札幌・田中伸幸選手がトップ快走もSS17で惜しくもリタイア
 コースはAPRCと同じ設定でスーパーSSを含む合計18SS、計230.80kmと全日本戦の中で最長。APRCの走行30分後のスタートで路面が荒れた中の走行を強いられ序盤からサバイバル戦の様相となりました。天候は、初日午後激しい降雨のため2SSがキャンセルになる超ウェット。2日目は曇りから快晴となりウェットからドライとなるコンディションで争われました。

 JN4クラスに17台参加のうち、CMSCから4台が参加。今季初登場となった第5戦で総合/クラス5位となったCMSC群馬・星野博選手は、SS6陸別2で6位に浮上。1日目は総合/クラス5位と今回も速さを見せました。続く2日目は、さらに上位を狙いましたがSS9で順位を落とし、結果総合/クラス6位でのフィニッシュとなりました。前回第5戦で新車エボXを投入したCMSC埼玉・田口幸宏/CMSC福島・佐藤忠宜選手組は、SS2のロングステージでブレーキトラブルのため10分以上立ち往生のタイムロス。このタイムロスが最後まで響いてしまい、上位挽回を図りましたが、最終的に総合13位/クラス10位でのフィニッシュとなりました。

 JN2クラスに7台参加のうち、CMSCからは第4戦と第5戦で2位を獲得したCMSC札幌・田中伸幸選手が参加。序盤から地元北海道の利を活かした速さを披露。クラストップを快走しましたが、優勝目前あと残り2つとなるSS17でドライブシャフトを壊し、惜しくもリタイアとなりました。

 話題のJN1.5クラスに5台参加のうち、CMSCから第5戦で2位となったCMSC群馬・大井こずゑ/原田未樹選手組が参加。大きな轍に苦戦する我慢のラリーで、次々とライバル勢がリタイアを喫する中で粘り強い走行を見せ、1日目2位につける健闘。2日目は一騎打ちとなり、見事最後まで走り切り、全日本ラリー選手権初優勝を飾りました。

 今回厳しい長丁場のラリーとなった中で上位フィニッシュを果たしたCMSC選手。次戦第7戦「2008 Rally in Akaigawa」は、8月23日(土)〜24日(日)に北海道余市郡赤井川村を拠点に開催されます。シリーズ上位を狙うCMSC選手の熱い声援を送りましょう!

■ JN1.5クラスで優勝した大井こずゑ選手(CMSC群馬)
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うれしい全日本戦初優勝を飾った
CMSC群馬・大井こずゑ選手



「何と全日本ラリー初優勝、単純にとてもうれしいです。自分でもびっくり。2日目は大御所の大庭誠介選手と一騎打ちで速さでは勝てないので粘り強く走ってプレッシャーを与える?作戦が当たりました。普通起きない何かが起こりました。次回は走り勝ってみたいです。も表彰台に立てるように頑張りますので応援よろしくお願いします」


■7位以下のCMSC選手
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田口幸宏(埼玉)/佐藤忠宜(福島)選手組 JN4クラス
秋葉貴之(道北)/伊勢谷巧(道北)選手組 JN4クラス
第1戦 8位<8位>、第2戦 3位<3位>、第3戦 6位<6位>、
第4戦 2位<2位>、第5戦 6位<6位>
第6戦 10位<13位>(写真)
写真右上:田口幸宏選手、右下:佐藤忠宜選手

第6戦 R(写真)
写真右上:秋葉貴之選手、右下:伊勢谷巧選手

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鷹野健太郎(道北)/磯弘美(道北)選手組 JN4クラス
田中伸幸選手(札幌) JN2クラス
第6戦 R(写真)
写真左上:鷹野健太郎選手、左下:磯弘美選手

第1戦 4位<15位>、第4戦 2位<7位>、第5戦 2位<13位>、
第6戦 R(写真)

※順位< >内は総合順位


■大会での1コマ

ラリー開始前7月9日(水)帯広市内の会場で決起大会となる「三菱自動車/ラリーアートエントラントミーティング」が行われました。CMSC選手(ドライバー、コ・ドライバー)もAPRC組3名、全日本選手組10名が全員出席しました。

7月11日(金)夜、帯広競馬場で、いよいよセレモニースタート。7500人のギャラリーが見送る中、APRC出場のCMSC札幌・馬場宏治/女屋光弘選手組のランサーもスタート。

帯広のチアガールがセレモニースタートで、全車に無事と健闘を祈って応援のダンスでお見送り。うしろにはリッキー号(着ぐるみ)も激しく踊っていました。

CMSC埼玉・田口幸宏/CMSC福島・佐藤忠宜選手組もエボXでスタート。リアクオータには「CO2 OFFSET」のステッカー。三菱自動車/ラリーアートが取り組んでいる環境保全「カーボン・オフセット」活動に賛同、費用の一部を負担していただいた全29台三菱車に貼られました。もちろんCMSC参加選手にも賛同していただきました。感謝。 詳しくはこちらに

セレモニースタート会場にて「カマキョウ」ことCMSC道北・鎌田恭輔選手は自己PRに愛車写真をギャラリーに配布。

帯広競馬場でのセレモニースタート前、三菱自動車提供の花火が帯広の夜空をこがしていました。

7月11日(金)夜、「ばんえい競馬」の帯広競馬場でのセレモニースタートの当日は本物の競馬が開催されており、CMSC福島・佐藤忠宜選手(左)、大庭誠介選手(中左)、小田切順之選手(中右)、奴田原文雄選手(右)も高見の見物をしていました。

APRC出場選手同乗による特別エキジビジョンレースです。但し、このレースの馬券は売ってませんでした。

7月11日(木)夜、北愛国交流広場のサービスパークでウェルカムパーティーが開かれ、CMSC道北・鷹野健太郎選手(中)、伊勢谷巧選手(右)は「とかち青空レディ」の2人に囲まれご満悦。

「オレも」とCMSC道北の親分こと鎌田豊さんもピースサイン。

第1SS陸別サーキット手前の道路脇には全選手に応援看板が立てられていました。CMSC道北・鷹野健太郎選手(ゼッケン73)と同・秋葉貴之選手(ゼッケン72)は応援むなしくSS2、SS5で早々と揃ってコースアウト、リタイアの憂き目に。

陸別へ行く途中の国道沿いには、牧場オーナーが干し草ロールを利用してCMSC道北・鎌田恭輔選手の応援看板を立てていました。こちらも応援むなしくSS2でコースアウト、転倒リタイアに。

丘や谷があってもどこまでも真っ直ぐなのが北海道の道の特長です。

CMSC東京・入山宰次さん(右)と同・佐藤知紀さんは、東京での多忙な仕事を抜け出して息抜きに帯広までやって来ました。日曜日最終便で帰ります。

CMSC札幌会長の山田善之さん。同・谷口末里子さんがラリー観戦に。北愛国交流広場のサービスパークにて。

「カマキョウ」ファンは「カマキョウTシャツ」を1枚6800円で買いました。そのうち半分は鎌田恭輔選手のラリー活動資金にまわります。

SS2で転倒リタイアとなったCMSC道北・鎌田恭輔選手。車のダメージは左右ドア、ルーフまでいってしまいほぼ全損。10月のWRCラリージャパンに次の車が間に合うか?皆様カンパ金を!Tシャツ買って下さい!
HPアドレス:http://www.kamakyo.com/

反対側もご覧の通りぐしゃり。スバルから次の車を会場で勧められましたが断ったそうです。

どことなく元気がないCMSC埼玉・田口幸宏選手。DAY1のSS2でブレーキトラブルのため10分以上立ち往生。でも勝負を捨てずDAY2を走りました。DAY2昼のサービスにて。

WEBマガジン AJスポーツの今村友美さんは、CMSC埼玉・田口幸宏選手の大ファン。インタビューの合間を借りてハイポーズ!。DAY2サービスパークにて。

JN1.5クラス出場のCMSC群馬・大井こずゑ選手は注目の的。DAY1からTVメディアのインタビュー攻めに会いました。

もちろんラリーファンにも大人気のCMSC群馬・大井こずゑ選手(左)と同・原田未樹選手(右)。

CMSC札幌・林宏明さんも北愛国のサービスパークに出現。となりはプレイドライブ誌に転職した伊吹浩明さん。

悔しいリタイア組。帯広スーパーSSを観戦。左から鎌田卓麻選手、CMSC道北・秋葉貴之選手、CMSC道北・鎌田恭輔選手、CMSC道北・伊勢谷巧選手(秋葉選手コ・ドラ)。

うれしい完走、APRC総合10位のCMSC札幌・馬場宏治/女屋光弘選手組のセレモニーフィニッシュ。

CMSC群馬・星野博選手は全日本総合/JN4クラス6位に。CMSC勢の最高位となりました。

「FORTEC」オイルの澁谷誠一社長も帯広まで遠征。CMSC群馬・大井こずゑ選手を激励。

CMSC札幌・田中伸幸選手(中)はDAY2昼までは「勝利の美酒」の予定でしたが、ラス前のSS17ドライブシャフトが突然破損。リタイアとなって「やけ酒」になってしまいました。左は全日本3位の大嶋治夫選手、右は6位のCMSC群馬・星野博選手がなぐさめ役となっていました。

全日本JN1.5クラス優勝のCMSC群馬・大井こずゑ/原田未樹選手組。何と全日本ラリー選手権初優勝!


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