2008年9月18日 |
'08全日本ラリー選手権第8戦
JN2クラスで、CMSC札幌・田中伸幸選手が今季待望の1勝目!
JN1.5クラスで、CMSC鹿児島・榊雅広選手が今季4勝目を飾る!
田中伸幸選手(札幌) JN1.5クラス
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第1戦 4位<15位>、第4戦 2位<7位>、第5戦 2位<13位>、第6戦 R、
第7戦 R、第8戦 優勝<6位>(写真) |
榊雅広選手(鹿児島) JN1.5クラス |
第1戦 優勝<29位>、第2戦 優勝<18位>、第3戦 優勝<25位>、第4戦 R 第8戦 優勝<27位>(写真) *第3戦からCMSC鹿児島所属 |
大井こずゑ選手(群馬) JN1.5クラス
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第2戦 5位<24位>、第3戦 5位<32位>、第4戦 R、第5戦 2位<22位>、第6戦 優勝<17位>、
第7戦 2位<14位>、第8戦 3位<32位>(写真) |
'08全日本ラリー選手権第8戦「FMSC吉野ヶ里マウンテンラリー'08」が、9月14日(日)〜15日(祝)に佐賀県神埼郡吉野ヶ里町「吉野ヶ里歴史公園」を拠点にターマックラリーとして開催され、CMSCから6台が参加。JN2クラスで、これまで毎戦優勝争いをするも結果につながらなかったCMSC札幌・田中伸幸選手(三菱ミラージュ)が今季待望の1勝目。JN1.5クラスで、開幕3連勝を飾ったCMSC鹿児島・榊雅広選手(三菱コルト)が今季4勝目を飾りました。また第6戦で優勝したCMSC群馬・大井こずゑ選手(三菱コルト)が3位獲得となりました。 ■CMSC鹿児島・榊雅広選手が、JN1.5クラスで今季ターマック戦4連勝 JN4クラスに12台参加のうち、CMSCから3台が参加。今季浮き沈みが多いラリーが続くCMSC埼玉・田口幸宏/CMSC福島・佐藤忠宜選手組が序盤、中位につけるもペースが上がらず7位でフィニッシュ。英国からラリー留学帰りのCMSC群馬・草間一朝選手が10位となりました。 JN2クラスに11台参加のうち、CMSCからは今季第4戦と第5戦で2位を獲得し、その他各戦では優勝争いをするも結果につながらなかったCMSC札幌・田中伸幸選手が参加。SS2でトップに浮上するとそれ以降連続SSトップタイムの好調な走りで首位をキープ。見事に総合6位にも入る今季待望の1勝目を飾りました。JN2クラスは毎回優勝者が変わり(関根選手のみ2回優勝)、7人目の優勝者となりました。 話題のJN1.5クラスに8台参加のうち、CMSCから2台が参加。開幕ターマックラリー3連勝を飾ったCMSC鹿児島・榊雅広選手が、SS1からトップを独走。一度もリードを許さない完璧な走りで全SSをトップタイムで駆け抜け、見事今季ターマック戦4連勝となる優勝を飾りました。第6戦で初優勝を飾ったCMSC群馬・大井こずゑ選手が上位を快走。見事に4戦連続表彰台獲得となる3位となりました。残り2戦JN1.5クラス初代チャンピオン争いは、CMSC群馬・大井こずゑ選手、CMSC鹿児島・榊雅広選手、大庭誠介選手のコルト3選手の争いに絞られました。 第1〜3戦ターマック、第4〜7戦グラベル、そして再び第8戦ターマックとなった今季ラリーで上位フィニッシュを目指したCMSC選手。次戦第9戦「第36回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2008」は、10月4日(土)〜5日(日)に岐阜県高山市丹生川町「ほおのき平スキー場」(スタート/サービス)を拠点に例年グラベルとは一転ターマックラリーで開催されます。残り2戦、シリーズ上位を目指すCMSC選手に熱い声援を送りましょう! |
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■ JN2クラスで優勝した田中伸幸選手(CMSC札幌)
「なんとか待ちに待った今季1勝を挙げることができました。この所、トラブルなどで後退することが多かったので、フィニッシュするまで少し不安がありましたが、今はほっとしています。残り2戦、チャンピオン獲得に向けて頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」 |
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■ JN1.5クラスで優勝した榊雅広選手(CMSC鹿児島)
「地元九州開催のラリーということで、絶対に負けられない状況だったのですが、路面コンディションも良く、最初から最後まで順調にラリーを進められ、優勝することができました。全SSのクラストップタイムを獲得し優勝出来たことを、大変嬉しく思っています。勝因は上り方向のSSで他車より大きくタイムを稼いでいましたので、コルトのパワーに助けれられた様な気がします。前戦からはサスペンションセッティングを今回のコースに合わせ、見直してきました。次ももちろん優勝目指してがんばります。CMSCの皆さん、コルトはリーズナブルにラリーを楽しむには最高でよー(九州弁)」 |
■7位以下のCMSC選手 | ||
田口幸宏(埼玉)/佐藤忠宜(福島)選手組 JN4クラス
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草間一朝選手(群馬) JN4クラス
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第1戦 8位<8位>、第2戦 3位<3位>、第3戦 6位<6位>、
第4戦 2位<2位>、第5戦 6位<6位>、第6戦 10位<13位>、 第7戦 R、第8戦 7位<8位>(写真) 写真右上:田口幸宏選手、右下:佐藤忠宜選手 |
第7戦 R、第8戦 10位<15位>(写真)
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杉村哲郎(浜松)/松井和子(浜松)選手組 JN4クラス
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第1戦6位<6位>、第2戦5位<5位>、第3戦8位<13位>、
第5戦 R、第8戦 R(写真) 写真右上:杉村哲郎選手、右下:松井和子選手 |
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※順位< >内は総合順位 |
■大会での1コマ | ||
CMSC鹿児島・榊雅広選手車の各ホイールハウス最上部に貼られた小さなハートマーク。CMSC群馬・大井こずゑ選手からのプレゼント。実は車のセットアップ時の測定位置になっていました。もちろん大庭選手もお揃いでした。 |
吉野ヶ里歴史公園のマスコット「ひみかちゃん」。ちゃん…と言っても古代の髪型からも男の子です。ちなみに名前の由来は邪馬台国の女王「卑弥呼」からきたと思われがちですが、「東背振」「三田川」「神崎」の3つの町の頭文字を取ったらしいです。 |
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道の駅「さざんか千坊館」から吉野ヶ里歴史公園のサービス会場方面を見た景色です。 |
吉野ヶ里歴史公園の吹き抜けホールで行われた開会式。こんなオープンな雰囲気の野外での開会式も珍しくて良いものです。 |
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セレモニアルスタート時にJN1.5クラスの大庭誠介選手が、大サービスで袋ごとステッカーを差し入れしたので.... → |
→ ギャラリーは大喜び。スタートゲートでは大勢の人が群がって、なんだかすごい光景になっています。 |
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CMSC鹿児島・榊雅広選手もギャラリーの声援に応えてスタートです。 |
吉野ヶ里遺跡。日本最大級の弥生時代の環濠集落遺跡です。 |
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セレモニアルスタート会場となった「弥生の大野」のゲート入り口では、ギャラリーチケット(プレスパスにも付いていた)に付いている公園への入場チ ケット半券を、こんなかわいい弥生人衣装の女性がちぎってくれました。 |
道の駅「さざんか千坊館」を出て、すぐにSS:Sazankaへの入口があり、そこを入って行くと途中にこんなループ橋があります。この先にスタート地点があります。 |
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セレモニアルフィニッシュに凱旋してきたJN1.5クラス優勝のCMSC鹿児島・榊雅広選手。喜びの優勝コメントの後にコ・ドライバー井手上達也選手にマイクを手渡し。 |
表彰式の賞品、「尾崎人形」。吉野ヶ里歴史公園のある神埼町に伝わる焼きものの人形です。星野元 組織委員長によると「鳥笛になっている」とのことでした。 |
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JN2クラス優勝CMSC札幌・田中伸幸選手のコ・ドライバーを務めたこともある星野元 組織委員長。昨年のラリー以来、本当に大変な1年だったそうです。心身ともに疲れてしまったそうですが、今年のラリーを無事に終えてほっと一息。表彰式当日がちょうど’09年度の全日本ラリー選手権主催の申請締切日だったようで、これで来年も開催するひと区切りになったと話していました。 |
●'08全日本ラリー選手権 第8戦までのシリーズポイント(全10戦中ベスト7戦有効) *正式な選手権の順位認定は11月28日(金)のJAFモータースポーツ表彰式によって行われます。 |
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*ポイント基準は以下の表の通り。(出走台数5台以上で成立) *SS合計距離50km未満は0.8、50km以上150km未満は1.0、150km以上は1.2の係数を上記ポイントに乗じる。 ■得点基準(クラス毎)
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