2008年11月27日 |
'08全日本ラリー選手権第10戦(最終戦)
CMSC鹿児島・榊雅広選手が今季6勝!
三菱コルトでJN1.5クラス初代チャンピオンを獲得!
'08全日本ラリー選手権JN1.5クラス チャンピオン |
榊雅広選手(鹿児島) JN1.5クラス |
第1戦 優勝<29位>、第2戦 優勝<18位>、第3戦 優勝<25位>、第4戦 R 第8戦 優勝<27位>、第9戦 優勝<21位>、第10戦 優勝<18位>(写真) *第3戦からCMSC鹿児島所属 シリーズチャンピオン! |
JN2クラスで、CMSC札幌・田中伸幸選手が2位獲得!
田中伸幸選手(札幌) JN2クラス
|
第1戦 4位<15位>、第4戦 2位<7位>、第5戦 2位<13位>、第6戦 R、
第7戦 R、第8戦 優勝<6位>、第9戦 5位<10位>、第10戦 2位<8位>(写真) シリーズランキング4位 |
■4位〜6位入賞のCMSC選手 |
平田朋也選手(長野) JN1.5クラス
|
第3戦 R、第5戦 5位<26位>、第7戦 3位<17位>、第9戦 6位<29位>、
第10戦 4位<29位>(写真) シリーズランキング7位 |
'08全日本ラリー選手権第10戦「新城ラリー2008」が、11月22日(土)〜23日(日)に愛知県新城市庭野「桜渕公園」を拠点にターマックラリーとして開催され、選手権対象外のオープンクラスも含めてCMSCから8台が参加。JN1.5クラスで、開幕3連勝を含むターマックラリー6連勝を決めたCMSC鹿児島・榊雅広選手が、三菱コルトで初代チャンピオンを獲得しました。また、JN2クラスで最後までシリーズを争ったCMSC札幌・田中伸幸選手(三菱ミラージュ)が2位を獲得、シリーズでは惜しくも僅差の4位となりました。 ■CMSC鹿児島・榊雅広選手が、JN1.5クラスで今季ターマック戦6連勝でチャンピオン JN4クラスに15台参加のうち、CMSCからは、JN4シリーズ5位につけるCMSC埼玉・田口幸宏/CMSC福島・佐藤忠宜選手組が参加。SS4で2番手タイムと気を吐いて総合3位につけましたが、SS5で残念ながらリタイアとなりました。 JN2クラスに12台参加のうち、CMSCからは、第8戦で優勝しチャンピオン争いに残っているCMSC札幌・田中伸幸選手が参加。序盤は自己のペースを守って走行し、レグ1は5位。その後、レグ2は奮起を見せ快走。上位タイムで追い上げを見せて結果、2位でフィニッシュ。シリーズランキングでは一歩及ばず僅差の4位となりました。 話題のJN1.5クラスに13台参加のうち、CMSCから4台が参加。開幕3連勝を含む全ターマックラリー5連勝中と舗装路で圧倒的な速さを見せるCMSC鹿児島・榊雅広選手がSS1からリードを広げる快走。シリーズリーダーの大庭誠介選手が追いすがるもSS7でコースオフからのマシントラブルでリタイアと、ほぼ勝負ありで軍配は榊選手に。残りのステージは敵無しの感もありましたが、トップタイムを幾度も連発し手綱を緩めることなく激走を見せ、見事今季全ターマック戦6連勝となる優勝を飾り、三菱コルトで初代チャンピオンを獲得しました。第7戦で3位表彰台となったCMSC長野・平田朋也選手が4位でフィニッシュ、シリーズでは7位となりました。 選手権対象外のオープン1クラスに5台参加のうち、CMSCから2台が参加。地元といえるCMSC浜松・内藤徳之/森田秀之選手組が健闘の2位フィニッシュを果たしました。 来季'09全日本ラリー選手権は全9戦が予定され、開幕戦は4月11日(土)〜12日(日)九州は佐賀県唐津市を舞台に開催されます。来年もシリーズ上位を狙うCMSC選手に熱い声援を送りましょう!! |
||
■ JN1.5クラスで優勝・'08チャンピオンを獲得した榊雅広選手(CMSC鹿児島)
「今シーズンの最終目標であるシリーズチャンピオンを、最終戦で優勝して決める事ができました。最高のシーズンの締めくくりになりました。ありがとうございました。今回の勝因としては、最初の勝負どころであったSS1のタイヤ選択に成功したことで、始めからリードを順調に築く事ができたのが大きかったと思います。クルマは前戦から大きな変更は特にありません。しかし、ターマックについては、かなり煮詰まってきたと思います。来年の体制については、現在のところまだ決まっておりませんが、引き続き三菱車での全日本ラリー参戦を前提に検討中です。CMSCの皆さんの応援のお陰でチャンピオンを決めることができました。一年間応援ありがとうございました」 |
■7位以下のCMSC選手 | ||
田口幸宏(埼玉)/佐藤忠宜(福島)選手組 JN4クラス
|
大井こずゑ選手(群馬) JN1.5クラス
|
|
第1戦8位<8位>、第2戦3位<3位>、第3戦6位<6位>、
第4戦2位<2位>、第5戦6位<6位>、第6戦10位<13位>、 第7戦R、第8戦7位<8位>、第9戦 R(写真) 写真右上:田口幸宏選手、右下:佐藤忠宜選手 シリーズランキング5位 |
第2戦5位<24位>、第3戦5位<32位>、第4戦R、 第5戦2位<22位>、第6戦優勝<17位>、第7戦2位<14位>、 第8戦 3位<32位>、第9戦 4位<27位>、 第10戦 R(写真) シリーズランキング3位 |
|
菅野正之選手(浜松) JN1.5クラス
|
||
第10戦 R(写真) |
||
※順位< >内は総合順位 |
||
■オープンクラス(選手権外)参加のCMSC選手 | ||
内藤徳之(浜松)/森田秀之(浜松)選手組
オープン1クラス |
福島徳也(浜松)/門井賢吾(浜松)選手組
オープン1クラス |
|
第10戦 2位(写真) 写真右上:内藤徳之選手、右下:森田秀之選手 |
第10戦 R(写真) 写真右上:福島徳也選手、右下:門井賢吾選手 |
■大会での1コマ | ||
ラリースタート前日、ゲスト参加の篠塚建次郎選手と田口勝彦選手が「鳳来中学校」の卓球場にてトークショーを行いました。対象は2年生の生徒達。トークショー後の質問コーナーでは「どうやったらラリーに出場できますか?」「ラリー中は最高時速どのぐらい出ますか?」など、学生らしい素直な疑問がたくさん出ていました。 |
トークショー後、校庭にて一緒に記念撮影。トークショーを通じ、モータースポーツを身近に感じてくれたことでしょう。 |
|
三河と言えば手筒花火。今回の打ち上げに選ばれた4人のゲストは、左から田口勝彦選手、篠塚建次郎選手、奴田原文雄選手、勝田範彦選手。 |
左写真は、奴田原文雄選手。この後、手筒花火のプロが打ち上げたものに比べると、小型のものなのですが、それでも十分熱そうです。 右写真、火柱の中は田口勝彦選手。噴出後に“ドカン”と離れていても耳を塞ぎたくなるような音がしますが、この炎上した筒を持っていた田口選手はどんな心境だったのでしょうか。 |
|
CMSC長野・平田朋也選手(右端)には、強い味方のサービス隊。CMSC長野・上野陽志夫会長(右2人目)が、自ら出陣。左の2人は助っ人の小櫃俊介さん(左端)と山本康徳さん(左2人目)。 |
CMSC浜松はJN1.5クラスに1台、OPクラスに2台参加。うち2台が1日目で残念ながらリタイア。1日目夜のサービス前、戦線に残っている1台内藤/森田選手組の帰りを待っているところでした。 |
|
CMSC浜松・菅野正之選手(中)は、SS3でコースオフ、あっさりリタイア。夜のサービスではすることがなく、コドラの御領親幸選手(左)と淋しく夕食。そういえば去年も1日目でリタイアでしたので2年連続でがっくり。 |
CMSC浜松・西川美佳さんは、今年もオフィシャル参加。この大会には合計250名のオフィシャルが参加しました。 |
|
レグ1をJN4クラス3位で折り返し、第3戦4位以上の成績に向かい、ご機嫌の古谷哲也選手(後ろ右)とコドラの横川紀仁選手(手前)。しかし、翌日レグ2ラス前のSS12で惜しくもコースアウト、リタイアに。左は応援に駆けつけたCMSC浜松・松井和子さんと同・杉村哲郎さん。 |
レグ2のSS10のギャラリーステージで、WRCラリージャパンでよくお会いする東京町田市の市川直久さんファミリーを発見。「日曜日夜明け前に自宅を出発しました」 |
|
パソコン画面を囲み見つめる視線の先にはCMSC埼玉・田口幸宏選手のインカービデオ。多分SS5での田口選手のクラッシュシーンでしょう。画面の向こうには「ブレーキングしたらセンターラインのキャッツアイに乗っかって、そのままガードレールに....」と意気消沈の田口幸宏選手(右3人目)とコドラのCMSC福島・佐藤忠宜選手(その左)。 |
「ラリージャパン2008」で00カーを務めたランサーエボリューションXを田口勝彦選手がダートでデモラン。ギャラリーエリアで観戦していても、通過時には砂が掛か るほどの熱い走りを見せてくれました。今回のラリーはターマックイベントでしたが、やはりラリー車にはダートで見せるドリフト走行時が一番美しく見えます。 |
|
サービスパークには新旧2台のランサーが展示。左は1970年代サファリラリー、サザンクロスラリーで勝ち誇った「三菱ランサー1600GSR」(レプリカ)。右はWRCラリージャパン00カーの「三菱ランサーエボリューションX」。 |
2台のサイズを比較すると大きさが全然違うのが判ります。 |
|
CMSC札幌・田中伸幸選手(中)のサービスに頼もしい助っ人。今年のWRCラリージャパン「三菱ラリーチーム群馬」(星野博選手と草間一朝選手2台)にサービス参加の群馬自動車大学校の学生2名、飯塚智史さん(左)と掛川晴輝さん(右)。“ラリーが楽しい”と来年CMSC群馬に入会を決めました。右端後姿は今回サービスチーフ役CMSC群馬・草間一朝さ
ん。 |
CMSC群馬・大井こずゑ選手やCMSC鹿児島・榊雅広選手のケータリングサービス担当のCMSC群馬の2人。左の荒井里美さんは全日本ダートトライアル選手権SA2クラスチャンピオン荒井信介選手の奥様。右の原田未樹さんは今年CMSC群馬・大井こずゑ選手と組み全日本ラリー第6戦で優勝。中は久野紀子さん。 |
|
ラリー開催2日間、朝早くから多くのラリーファンがサービス会場、隣接のSSに来場。主催者発表は2万人。 |
サービスパークでのトークショーには集まったギャラリーでゲスト選手が霞むぐらい人の輪が出来ていました。 |
|
サービスパークには、こんな車も展示されていて、ラリー車と同じぐらい人気がありました。左は陸上自衛隊82式指揮通信車CCVコマンダー(全長5.72m)。右は陸上自衛隊軽装甲機動車(全長4.2m)。展示終了後ラリー車デモランコースをデモランしましたが、デモランを長くしすぎ、後で上官にしかられたそうです。 |
CMSC鹿児島・榊雅広選手(左)はターマック6戦にすべて優勝して、初代JN1.5クラスチャンピオン獲得に感無量。 |
|
このラリーを最後に引退する大庭誠介選手(左)に主催者も記念にジャンパンファイトの粋な計らい。本当の最後に海外ラリー(GBラリーか)へ行くとの噂があります。 |
勝負を諦めずにゴールした結果、エボXの奴田原文雄選手が優勝。エボIXの石田雅之選手が2位、石田正史選手が3位とランサー勢が1-2-3フィニッシュとなりました。 |
●'08全日本ラリー選手権 最終戦までのシリーズポイント(全10戦中ベスト7戦有効) *正式な選手権の順位認定は11月28日(金)のJAFモータースポーツ表彰式によって行われます。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
*ポイント基準は以下の表の通り。(出走台数5台以上で成立) *SS合計距離50km未満は0.8、50km以上150km未満は1.0、150km以上は1.2の係数を上記ポイントに乗じる。 ■得点基準(クラス毎)
|
Copyright by RALLIART INC. |