CMSC ROGO

2007年8月9日


「07CMSC全国大会」
拡大路線のCMSCが全国より集結し交流を深める!
〜支部対抗ジムカーナは、CMSC愛知が初制覇!〜


 2年に一度の真夏の祭典、CMSC最大の恒例イベントである「07CMSC全国大会」が、8月4日(土)福島県二本松市の東北サファリパーク内エビスサーキットにて開催されました。恒例となっているこの全国大会はCMSC会員とその家族も一緒に一堂に会し、ジムカーナ、幹部会議、懇親会などを通して全国支部の結束・交流・親睦を図る「会員意識と連帯感の高揚」を目的に隔年開催されているもので、今年も総勢260名が参加。日頃会えない他支部のクラブ員らと親睦を深める懇親会では仲間やファミリーと一緒となって時を忘れて大いに楽しんだ夏の日の良い思い出となりました。なお、今回フォトコンテストも実施され応募〆切が8月20日(月)17:00となっております。皆様の奮ってのご応募お待ちいたします。

■にわか雨が気になる空模様の中、ジムカーナがスタート
木全巖CMSC会長が開会宣言

三菱ランサーエボリューションXと
ギャラン・フォルテスも展示

 台風5号の影響からか曇天の空模様でにわか雨も心配される中で、「07CMSC全国大会」が開幕。全国からCMSC会員とその家族を含め計260名が参加しました。また会場には田口雅生ラリーアート社長の粋な計らいによりCMSC会員特別に発売前の三菱ランサーエボリューションXとギャラン・フォルテスも展示され垂涎の的となりました。

 そして、木全巖CMSC会長の「いまや日本最大級のクラブ組織となったCMSCの一大イベントをお互いに協力し合って成功させましょう」との開会宣言の後に、南コースでジムカーナ競技が始まり、各支部の代表102名の選手が三菱車で出走し腕前を競い合いました。出場選手はCMSCならではのバラエティに富んだ顔ぶれ。全日本選手権などで活躍する選手から競技初参加の初心者までが同じコースで同条件で戦うのがCMSC全国大会ジムカーナの特徴。参加車両もランサーエボリューションからコルト・ラリーアートバージョンRまで。またジムカーナ車のみならずラリー・ダートトライアル車も参加。選手全員汗だくでステアリングと格闘となりました。

■CMSC愛知・吉野正則選手が総合トップタイム!クラス2で全国大会2連覇達成!
 仲間同士の和気あいあいの雰囲気とはいえステアリングを握ってコースに入ったら本気モードの各選手。お互いにプレッシャーを掛け合いながらのジムカーナのタイムアタックとなりました。

 クラス1(2輪駆動のN、SA車両、排気量区分なし)には12台が出走し、東北地区のジムカーナで活躍するCMSC青森・齊藤幸司選手(三菱ミラージュ)が1本目、2本目とも2位を1秒以上引き離すトップタイムで優勝。クラス1ではCMSC青森が1−2フィニッシュとなりました。

総合トップタイムでクラス2大会2連覇の
吉野正則選手(愛知)
 クラス2(4輪駆動のN、SA車両、排気量区分なし)には24台が出走し、各地域で活躍する著名CMSC選手が出場する激戦区。05CMSC全国大会クラス2で優勝した、中部ジムカーナ選手権で活躍するCMSC愛知会長・吉野正則選手(三菱ランサーエボリューション)が1本目で僅差のトップタイム。続く2本目で路面コンディションが変化する中で貫禄のベストタイム更新。見事に全国大会2連覇達成となりました。

 クラス3(オープンクラス、排気量区分・駆動区分なしのSC、D車両)には7台が参加し、全日本ジムカーナ選手権で活躍するCMSC愛知・馬場和三郎選手(三菱ランサーエボリューション)が1本目で2位を3秒近く引き離すダントツトップタイムを記録。2本目は自己タイム更新ならずもトップタイムをマーク。初CMSC全国大会ジムカーナ参加を優勝で飾りました。

 クラス4(オートマチック車クラス、車両/排気量/駆動区分なし)には5台が出走し、今年もエアコンを入れて涼しくドライブしたというCMSC千葉・平塚忠博選手(三菱ランサーエボリューション)が2位を7秒近く引き離す余裕の走りで優勝。CMSC千葉が1−2フィニッシュを飾りました。

■CMSC愛知がクラス1、クラス2、レディースと3クラス制覇!
 レディースクラス(レディース、車両による区分なし)には8台が出走し、中部・近畿地区のジムカーナで活躍するCMSC愛知・中島亜希子選手が1本目で2位を8秒以上引き離すダントツトップタイム。2本目でライバル勢もタイムアップしましたが、2位に4秒近くもの大差をつけて中島選手が見事に優勝を飾りました。これにより、CMSC愛知は個人対抗のクラス1、クラス2、レディースと3クラス制覇となりました。

 ダート・ラリークラス1(1600cc以下のダートトライアル用/ラリー用タイヤ5分山以上の全ダートトライアル競技車両(N、SA、SC、D車両)、全ラリー競技車両、駆動区分なし)には14台が出走。このクラスとダート・ラリークラス2は、ダートトライアル/ラリーの選手人口が多いCMSCならではの設定クラス。ダート・ラリークラス1では、関東地区のダートトライアルシリーズで活躍する、

ダート・ラリークラス2優勝の
赤羽政幸選手(栃木)
CMSC神奈川に加入したばかりの土屋雅和選手(三菱ミラージュ)がセミウェットに変わって更に滑るタイヤながらも優勝となりました。

 ダート・ラリークラス2(1600ccを超えるダートトライアル用/ラリー用タイヤ5分山以上の全ダートトライアル競技車両(N、SA、SC、D車両)、全ラリー競技車両、駆動区分なし)には最多となる30台が出走する激戦区に。全日本ダートトライアル選手権や海外イベントで活躍するCMSC栃木・赤羽政幸選手(三菱ランサーエボリューションIX)が、1本目でトップタイム。2本目路面状況が変化する中で自己タイム更新ならずも、1本目のタイムで見事に優勝を飾りました。

■支部対抗戦ジムカーナでCMSC愛知が初制覇!
表彰式で講評を述べる
田口雅生ラリーアート社長
 表彰式では、ラリーアートの田口雅生社長から「競技のレベルの高さにビックリ。普段のCMSC活動の賜物」と講評。また木全巖CMSC会長が「運転技術、クルマ造り、マナーのどれもがハイレベルなCMSCを実感」と講評しました。そして表彰授与では、表彰楯に自分の走りの写真が付けられ受賞者一同大感激。また協賛各社からの多数の賞品に入賞者は大満足となりました。

 ジムカーナの各支部高得点4名の合計ポイントで争われる支部対抗戦では、クラス1、クラス2、レディースと3クラスで優勝を飾ったCMSC愛知が、少ない人数で参加にも関わらず有効ポイント46点を獲得し、見事に強豪を抑えて初制覇となりました。

 2位には有効ポイント45点を獲得したCMSC神奈川、3位には有効ポイント41点を獲得したCMSC千葉となり、4位CMSC福島、5位に前回優勝のCMSC青森、6位CMSC栃木となりました。

 「少ない人数の参加でしたが、全員が力を発揮して得られた結果だと思います。3クラスで優勝することが出来たのが大変うれしいです」と支部対抗戦ならではのクラブ員一丸となって挑んだ結果得られた初制覇となったCMSC愛知の優勝コメントとなりました。 表彰式では受賞選手に盛大な拍手が全国CMSCの仲間達から送られ、各CMSC選手が次回全国大会での抱負やリベンジを誓い合っていました。

■CMSC幹部会議ではCMSC長野、大分、神奈川の3支部が活動の成果発表
 
その後行われたCMSC幹部会議では、CMSC長野から加盟クラブ昇格に至る諸活動・クラブ運営報告、チャレンジカップ好成績(04年19位、05年5位、06年優勝)の秘訣を報告、CMSC大分が06年設立後の諸活動、クラブ運営について報告、CMSC神奈川が座間からの名称変更前後の活動変化の報告など、3支部から活動の成果の発表が行われました。その他積極的な提案など全国規模のユーザー組織ならではの真剣な意見交換や情報交換が交わされ、これからのCMSC発展へ向けての意思統一が図られました。

■恒例の懇親会は、各支部特産品を振る舞い、恒例ビンゴ大会で大盛り上がり!
マグロ解体ショー(CMSC群馬)が
今年の目玉に?
 全国大会クライマックスとなるお楽しみの牛の丸焼きBBQを囲んでの親睦会では、全国各地のCMSC支部が特産品を持ち寄りお互いに振る舞い合っての交流。CMSC群馬はマグロ解体ショーで大注目を浴びるなど、普段会えない支部同士の交流が盛んに行われました。また恒例ビンゴ大会では、多数の賞品が出品され特にラジコンやミニカーが子供達に大人気。当たった子供達の嬉しそうな笑顔と歓声が印象的な真夏の夜のひとときとなりました。そして、最後にシメの花火が打ち上げられお開き。各支部同士の親睦は名残惜しそうに深夜(朝?)まで続き、2年後の全国大会での無事の再会を約束して解散となりました。






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