8月３０日(金)21時に横浜の自宅を出発、東名、名神、北陸を使っていざ今庄へ。今庄インターまで行かず、 1つ手前の敦賀インターで降りて敦賀市内経由で今庄に行くことにしました。
31日（土）3時過ぎにインター出口の駐車場で仮眠。お目覚めは３時間後の朝6時でした。

朝6時半。敦賀市内をうろうろする北海道の松波克知車に遭遇。手を振ったのですが、 公開練習の受付で先を急いでたらしく無視されました。それにしてもオレンジ・ブラックのビビッドカラーはダートラ場でも派手なのに、 街中ではもっと度派手。否応無しに目に飛び込んできました。

敦賀港。昔の軍港のなごりでしょうか、海上保安庁や福井警察の巡視艇が停泊。北陸の海を守っています。

今庄は京から北陸への玄関口。江戸時代には越前有数の宿場町として栄えました。国道から一歩裏手に入ると、 とたんにタイムスリップ。卯立（うだつ）の連なる町屋の景観が当時の面影を残しています。

ＪＲ北陸本線今庄駅。どことなくローカル。

駅舎内では、戦前・戦後の今庄駅周辺の移り変わりを記録した写真展を催していました。貴重な映像です。

南越前町には温泉が3箇所。そのうちの一番南にある「今庄３６５温泉やすらぎ」で汗を流しました。 ＪＡＦ会員は100円引きの300円。直ぐ隣がスキー場。勿論今は雪がないので営業していませんでしたが、緑のゲレンデを利用して 「全日本フリスビードッグ選手権」なる催しをやっていました。

南越前町橋立にある浄土宗「示西院」にお参りしてきました。さかのぼること４００年、 室町時代に建てられた歴史あるお寺です。

本堂の中です。立派なさい銭箱があったので、温泉で得した100円を献納しました。

住職は坪川伸理さん(左)。モータースポーツが好きで、実は今回の大会のオフィシャルを務めています。

南越前町は立派なバス停をつくってくれました。写真は孫谷バス停の待合室。トイレ付き。ダートトライアル会場で頂いた 「南越前町ガイドブック」の地図には確かに孫谷に「ＷＣ」マーク。地図には町のあちこちに「ＷＣ」マークがありますが、 孫谷同様に立派なバス待合室なのでしょう。

バス待合室の内部です。広くてベンチ椅子もあり、ゆったりしています。夕刻より降りだした雨は「示西院」退去後も止まず、 われわれもここでトイレを利用したついでに、その後しばし休憩しました。

9月１日(日)朝６：４５に会場入りしました。 会場入り口には示西院住職の坪川さんがオフィシャルとして入場整理を担当していました。

朝のパドック。昨夜の激しい雨は幸い止んでいましたが、ガスが出て午後には再び雨模様と予報が出ています。 手前長靴姿はＳＡ２クラスのＣＭＳＣ岐阜・北村和浩選手。

開会式に参加の選手たち。手前のパラソルがきれいに並びました。

ステージの前と後ろには大会ポスター。

開会式には「南越前町山海里ＰＲ隊」のお嬢さんが、選手に向かって「熱い走りを見せてください」と激励。 選手は大会役員の挨拶よりも真剣に耳を傾けていました。とは西元直行アナウンサーの声。

ＣＭＳＣブログ、ＣＭＳＣＨＰで写真提供のご協力を頂いている愛知県の野田久嗣さんもメディアで撮影してくれました。

いつも仲の良いＣＭＳＣ東京の秋間忠之・小出久美子夫妻。ＳＣ３クラス秋間選手は公開練習は1本目4位、 2本目8位と好調だっただけに、決勝は惜しくもポイントなし最上位の11位でした。

第１ヒート終了後のＮ３クラスＣＭＳＣ福岡・岸山信之選手。九州からはるばるご苦労様。 この会場は初めてなので・・・と自信なし気味でした。

第１ヒート終了後の昼休みに、大抽選会。

同じく昼休みに南越前町特製の「山海里Ｔシャツ」が2000円也で販売されていました。

ＰＮクラス表彰式。ＣＭＳＣ福島の佐藤秀昭選手がスイフトでチャンピオン獲得。

横浜ゴムはチャンピオンを獲得すると「チャンピオン」ボードを用意してくれますが、 あいにく表彰台で選手に手渡すのを忘れ、後で渡されました。

Ｎ１表彰式で5位のＣＭＳＣ道北・内藤修一選手は、隣のＰＲ隊お嬢さんの香水に酔いしれていました。

Ｎ３表彰式。優勝は今季2勝目のＣＭＳＣ千葉・北島広実選手。チャンピオンは今回2位の北條倫史選手が前戦切谷内で3勝して 決めていました。Ｎ３クラスは優勝の北島選手のほか、4位にＣＭＳＣ栃木・赤羽政幸選手、5位にＣＭＳＣ福島・須田行雄選手、 ６位にＣＭＳＣ道北・五十嵐貴右選手と、上位6人中4人がＣＭＳＣ選手でした。

ＳＡ２クラスは優勝のＣＭＳＣ岐阜・北村和浩選手、2位はＣＭＳＣ神奈川・川村永二選手、3位にＣＭＳＣ岐阜・田上正彦選手、 4位にＣＭＳＣ青森・大西康弘選手、6位にＣＭＳＣ群馬・荒井信介選手と、上位6人中５人がＣＭＳＣ選手でした。 チャンピオン争いは3年連続チャンピオンの北村選手と、ＣＭＳＣ群馬・荒井伸介選手の最終戦での一騎打ちとなりました。 荒井選手が勝てば２００９年以来のチャンピオン返り咲きとなります。

ＳＣ３クラスは２位のＣＭＳＣ本部・田口勝彦選手、３位にＣＭＳＣ兵庫・丹羽政彦選手、５位にＣＭＳＣ兵庫・吉村修選手、 ６位にＣＭＳＣ千葉・平塚忠博選手と、上位６人中４人がＣＭＳＣ選手でした。 こちらは最終戦で今回２勝目の炭山裕矢選手と今季２勝の丹羽選手の一騎打ち。勝ったほうがチャンピオン。 昨年チャンピオン吉村選手はチャンピオン争いから脱落。

Ｄクラスは４位にＣＭＳＣ広島・河内渉選手、５位にＣＭＳＣ福岡・江川博選手。こちらは上位６人中２人がＣＭＳＣ選手。 チャンピオンには今回優勝、今季３勝目の谷田川敏幸選手に決まりました。