横浜の自宅を１０日（木）２２時過ぎに出発。中央高速を塩尻北まで乗り、国道１５８号線を使い、 高山を目指しました。明けて１１日（金）２時、新島々の先、上高地の手前「村の駅アルプスの郷」で車中泊。 そのまま４時間睡眠。

朝158号線から10キロそれて乗鞍高原せせらぎの湯に立ち寄りました。

せせらぎの湯は白濁硫黄泉。気分爽快の朝湯でした。

高山には朝9時すぎに到着。定番の宮川朝市を散策。

お目当ては谷口さん（左）が作る「赤カブ漬け」。大量に購入しました。 赤カブ漬けは朝市あちこちの店で売られていますが、それそれのお店が作るので当然味が異なります。 前に味見したとき一番美味しく感じたので、迷わず谷口さんのお店に向かいました。

古い町並み「にのまち通り」。「いちのまち通り」と「さんのまち通り」の間にあります。

にのまち通りの側溝でさわがにを発見。水がきれいな証拠です。

「あさがおについ見とれて立ち止まり」

昨日はここから高山祭りの山車が繰り出しました。今日はこの中でお休み中。

駄菓子やさんの店主と立ち話。

飛騨高山まちの博物館。高山市が管理。高山の歴史を知り伝統文化に触れることができます。 入場無料はうれしいです。

平成５年文化勲章受章、日本画壇に多くの功績を残した現代洋画壇の巨匠・森田茂画伯が若かりし頃下宿していた 「にのまち通り」にある「岩佐医院」の看板を直筆。さりげなく飾られていましたが、まず見落とすでしょう。

ラリースタート前夜・11日（金）の夜は高山市北隣の飛騨市に住む元勤め先の先輩の浜田さん宅に民泊。 奥様のひろ子さん（右）は最近自宅でパン工房を始めました。家の玄関への階段にはフレンチブルドッグのノンちゃん。 ８歳になります。

ノンちゃんのアップです。「犬」なのですが愛嬌のある顔は、どことなく「ぶた」に見えました。

飛騨コルトの社長は元ＣＭＳＣ岐阜の山下鉄明さん。その昔はＡＤＶＡＮチーム（山内伸弥、大庭誠介、羽豆宏一）の ご当地高山でのケータリングサービスを務めていました。高山のラリー取材の際は必ず表敬訪問をしています。

高山で有名なパン屋さん「トランブルー」。英語なら「ブルートレイン」。１２日（土）朝、 ラリースタート会場に行く途中立ち寄りました。評判のバゲットは店頭に並ぶと直ぐに売り切れ、 次の焼き上がりまで待てませんでした。

ラリーオーガナイザーは松本カースポーツクラブ（ＭＣＳＣ）。今年で41回目の開催。 大会会長でクラブ代表の平林武さんも感慨深げ。

ラリースタート前の選手記者会見。司会はプレイドライブの伊吹浩明さん（左手前後姿）。 呼ばれた選手はチャンピオン争い中のＪＮ３クラスの横尾芳則選手と香川秀樹選手、ＪＮ１クラスの松岡竜也選手と鷲尾俊一選手。 ＪＮ４クラスのチャンピオン争いの奴田原文雄選手と勝田範彦選手はラリー前ふたりともぴりぴりしているので、 とてもインタビューできる状態ではないと呼ばなかったそうです（伊吹さん談）

当の奴田原選手はこれから戦場に出陣前のパドックでリラックスしているように見受けられましたが、 内心は穏やかそうではありませんでした。

Ｎ３クラス横尾芳則選手のコドライバーはＣＭＳＣ長崎･会長の永山聡一郎選手。 横尾選手のチャンピオンがかかっている大事な試合なので「いい仕事をします！」

横尾選手は見事優勝でチャンピオン獲得。

注目のＪＮ４クラスは勝田範彦選手が前戦北海道に続き優勝。

その勝田選手の車のボディには全国スバル販売会社の支援ステッカーが貼られていました。 心強い味方です。

奴田原選手の車には三菱販売会社の支援ステッカーはありません。 今となっては、この差はいかんともしがたいです。

「００」カーは元ＣＭＳＣ栃木の朝倉宏志さん。コドライバーは良く家を引越しする高橋巧さん。

初心者マークは　オープンクラスに出場の新井大輝選手。 全日本ラリー選手権は有効な自動車運転免許取得後1年経過しないと参加できないので、 選手権のかかっていないオープンクラス出場と相成りました。コドライバーはＣＭＳＣ道北の伊勢谷巧選手。

新井選手はオープンクラス優勝。選手権のＪＮ４クラスでも４位に相当するタイムでした。 さすが元ＰＷＲＣチャンピオン新井敏弘選手の息子。血筋がいい。

全日本ラリー第８戦の取材は１２日（土）まで。日が暮れると高山を後に全日本ジムカーナ第８戦（最終戦）の会場 ＝富山県イオックス・アローザ・モーターランドに向かいました。全日本ジムカーナ第８戦（最終戦）の 「大会のひとコマと旅の途中は」 こちらから。